- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334915254
感想・レビュー・書評
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動物を飼ったことはないですが、動物の最期を見届ける、感じられる物語でとても学ばせて頂きました。
ペットを飼ったことがない方、これから飼おうとしている方には是非手に取って読んでもらいたいですね。ある意味、残酷で切なくてお金のかかる事です。
保護犬、保護猫、殺処分…大変多い世の中ですからね。最期まで看れるという責任を持って飼って欲しいです。
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ペットとの、残り少ないお別れまでの日々を描いた短編集ですが装丁通りの雰囲気。
猫、ミニブタ、犬。共に過ごしたこれまでの暮らしを思い出しながらのお別れの日々は、切ないけどとても温かさに満ちていました。
つぶらな瞳、ちょっとした仕草や表情、他愛ない毎日の1分1秒までもが愛おしい大切な時間。
これはもう悲しみと愛情、動物への感謝にあふれて涙なしでは読めない。
誰もがきっと後悔だったり、過去と未来の「もし」を考えてしまう。
そこにいるだけで家の中を明るく照らし、家族に笑顔と元気、癒しや安らぎをくれる家族の一員である動物。
人間より短い「命」を預かる責任を、改めて感じました。
最期の時までをどう過ごし、どう迎えるかーー。
最後の温かい一行に涙が溢れました。
本当にそう♪ -
動物を飼うというのは、
命を飼うということなんだな。
動物を飼ったことのない私には
恐ろしくて仕方がない話だった。
一方、こんなに愛しい存在がいることには
強く憧れる。
涙が止まらなくてしんどい。 -
この本を読むと動物との接し方が少し変わります。
動物は飼い主が一緒にいてくれたらそれで幸せ❣
感動と涙でした❣ -
涙腺ゆるい獣医さんが気になる…
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ペットは可愛い。でもそれだけじゃない。生きている限りお金がかかり、迷惑をかけて時間を使って、臭くて、死んでいく。私はペットを飼ったことはない。飼いたいなあと思うことはあるけど、命を養うには想像以上の覚悟が必要なのだと突きつけられた。可愛いだとか、感動だとかそんな薄っぺらいものだけではないリアルがある。読んでよかった。
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ペットとの別れを描く四篇の物語。
動物を飼うことは可愛いだけじゃなく、責任と覚悟が伴うことを教えてくれる。
全部の物語に出てくる
泣き虫の獣医がいる動物病院と
小学生くらいの少女。
一篇目と四篇目の話の繋がりなど、なかなか愉快。
でも全体としてはあんまり好みじゃなかったです。
全ての物語を繋ぐ獣医さんがあまり魅力的じゃなかったからかなぁ。 -
子供の頃、犬や猫を飼っていたが、現在、心にあまり響きませんでした。