- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925192
感想・レビュー・書評
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ひと夏、家の管理人をする。
特に事件が起こるわけでもなく、田舎暮らしを満喫していきます。親友の死に傷ついた女の子と次第に交流を深めていく。
その過程が急ぎすぎず、思い遣りが込められていて、優しい気持ちになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説らしいいい小説だった。穏やかに始まる序盤の展開から、それほどいいとは思わなかったけれど、そのまま流れる時間と変化がよく描かれていて好感を持ちました。
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青年の田舎での一夏の出来事。
さらりと読める物語です。読了後は爽やかな気分に。 -
何かあっさりしていた印象です。
杏子が苦手。 -
勤めていた旅行代理店が2年でつぶれて、ひょんなことから
田舎の一軒家の管理を頼まれた青年の物語。
田舎の人々との交流や訳ありの女子高生との心の通いあいなどが
書かれている。自分が旅行代理店で働いていたので
そこだけに興味を持って読んでみた。
内容はとても面白かった。女子高生が心を開くのかどうかって
いうのが物語の主軸であった。最後はハッピーエンドだけど
もう少し先のことまで書いてほしかった。余韻がありすぎる
終わり方なので星は3つ。でもこの人の他の作品も読みたい。 -
夏らしい小説第二弾目を読んでみました。
図書館でタイトル借りした本なのですが
この作者さんはちょっと前に
「メメントモリ」という作品を読んでいたので、面白い偶然。
内容はかなり夏を満喫できるというか、
夏は夏でも、ゆったりとした気分になれる。
それに加えて、周りの人の温かさとか
主人公の心情とかもちゃんと書いてあるから、
ゆったりとした気分の中で、
でも、しっかり考えたい人にオススメ。(分かりにくいな…)
わたしはすごくいい作品だなぁと思います。
暑い所で読んでもよし、夜の涼しくて静かな所でよんでも
夏の何とも言えない、雰囲気が味わえるんじゃないかと思います。
それにしても前回読んだ「メメントモリ」と今回のこの作品でも
主人公の性格がすごく似ているなぁ、と思った。
すごく、やさしいんです、根が。
さすが同じ作者さんだけはある。 -
2010年5月21日読了。
初めて読む作家さん 。
読みやすかったです。 -
初めて読む作家さんでしたが、
のんびりしつつ、すがすがしい というか(へんな表現…)
気持ちよく読めた作品でした。
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2008/12/03