隣りの成果主義 (ペーパーバックス)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334933470

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  • 業務難易度10段階と達成度の割合で評価が決まる制度がある。

  • 購入:2004年11月19日 読了:2004年12月17日 廃棄:2019年5月18日

  • 少し古いが多くの企業の事例が複数の視点で取り上げられていて参考になる。
    しかし、この10数年、人事に関しては日本企業は全く進化していないのではないかと感じる。生産性云々という前に組織の枠組みを根本から考え直さなければならないのではないだろうか。

  • [ 内容 ]
    見えそうで見えない“隣りの成果主義”日本の上場企業を徹底取材!
    どんなに批判されようとも、日本の経営者は、成果主義performance‐based pay systemをやめる気などさらさらない!
    そして、実際にこの国は、「若手を中心とする一般社員層への導入」を特徴とする“第3次成果主義ブーム”のまっただ中にあるのだ。
    だが、感情的に成果主義批判を叫んだところで、得るものは何もない。
    「納得できないあなた」に今必要なのは、成果主義導入で発生する“現実”the realを、冷静に見つめることだ。
    本書では、必要な知識must knowledgeをつかんでもらうために、「伊藤忠商事」「NEC」「沖電気工業」「キヤノン」「すかいらーく」「住友商事」「東洋エンジニアリング」「日興コーディアルグループ」「日産自動車」「日本郵政公社」「富士ゼロックス」「松下電工」「みずほフィナンシャルグループ」「山之内製薬」ほか、多数の企業の実例を基に、成果主義の〈症例〉〈効能〉〈副作用〉を、できるだけ克明に描いた。
    「日本型成果主義社会」の行く末は?
    そしてこの国のどこかに、あなたが納得できる成果主義は存在するのだろうか。

    [ 目次 ]
    1 経営者は「成果主義」をやめる気などさらさらない
    2 制度自体に設計ミスの多い「日本型成果主義」
    3 “無能な評価者”が成果主義を崩壊させる
    4 サラリーマンの給与は今後10年間で確実に3割下がる
    5 各社はこうやって「賃金格差」を拡げている
    6 経営者と人事部の「成果主義観」
    7 公務員にも押し寄せる「成果主義」の波
    8 成果主義の「理想型」は存在するのか
    9 「成果主義」と共存するか、戦うか

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著者プロフィール

溝上憲文(みぞうえ・のぶふみ)
ジャーナリスト。1958年鹿児島県生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。新聞、雑誌などで人事、雇用、賃金、年金など労働問題を中心に執筆。日本労働ペンクラブ会員・事務局長。『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞受賞。主な著書に『隣りの成果主義』『超・学歴社会』『「いらない社員」はこう決まる』(光文社)、『マタニティハラスメント』(宝島社新書)、『辞めたくても、辞められない!』(廣済堂新書)、『「日本一の村」を優良会社に変えた男』(講談社)、『2016年残業代がゼロになる』(光文社)、『人事部はここを見ている!』『人事評価の裏ルール』(プレジデント社)など。

「2024年 『パチンコの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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