「いらない社員」はこう決まる (光文社ペーパーバックスBusiness) (Kobunsha Paperbacks Business 30)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934712

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  • 「いらない社員」はこう決まる (光文社ペーパーバックスBusiness) 単行本 – 2009/12/17

    リストラのマニュアル化
    2010年10月8日記述

    ホワイトカラー層での首切りマニュアル類についての紹介をしている。背筋のぞくっとする話だ。しかし40歳以上の年齢で正社員を辞めてしまうと再就職は相当厳しい。

    似たような条件での再就職は絶望的であるのが現状の日本の雇用状況だ。

    逆に必要な社員というのは少数しかいないのも事実。非正規雇用だけではなく正社員も容赦無い状況となりそうだ。仮にリストラが実施されなくても、かつてのような昇給や昇格が望めるような状況ではなさそうだ。

    中国、インドなど新興国の追い上げもあってそっちに賃金が引っ張られる状況はブルーカラーだけではなくホワイトカラーもということになるかもしれない。

    後半にはこんな人材を欲しているというのが掲載されてはいる。参考になるのかどうかは正直わからなかった。

  • 「2・6・2の法則」
    「6割の普通の社員」すべてが不良資産予備軍、この言葉は重いですね。
    漠然と「自分は6割の普通の社員」と思い、根拠もなく安心していた事に迷いが出てきました・・・

    いつか自分にも訪れるかもしれないその時、その時に慌てることが無いよう、日頃から危機感を持たなくてはいけませんね。

    ・チャレンジ精神
    ・構想力
    ・変化対応力

    改善すべきことが多々ありすぎて厳しいですが、
    今一度自分の行動を振り返り、見直します。

著者プロフィール

溝上憲文(みぞうえ・のぶふみ)
ジャーナリスト。1958年鹿児島県生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。新聞、雑誌などで人事、雇用、賃金、年金など労働問題を中心に執筆。日本労働ペンクラブ会員・事務局長。『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞受賞。主な著書に『隣りの成果主義』『超・学歴社会』『「いらない社員」はこう決まる』(光文社)、『マタニティハラスメント』(宝島社新書)、『辞めたくても、辞められない!』(廣済堂新書)、『「日本一の村」を優良会社に変えた男』(講談社)、『2016年残業代がゼロになる』(光文社)、『人事部はここを見ている!』『人事評価の裏ルール』(プレジデント社)など。

「2024年 『パチンコの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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