ぼくの大林宣彦クロニクル

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334953713

感想・レビュー・書評

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  • 映画に生涯をささげた大林宣彦監督。2020年4月に逝去した巨匠の娘婿は、マンガ家森泉岳土氏。偉大なる映画作家との日々を綴り、好奇心旺盛でチャーミングな義父の姿を映し出す。ペンを使わない独自の画法で世界で活躍するマンガ家・森泉岳土が、監督の素顔、社会に向ける姿勢など、近くにいたからこそ、血のつながりがない家族だからこそ描けた、わたしたちの知らない「人間大林宣彦」。

  •  「さびしんぼう」は、大好きで、映画館で3回見た。パンフレットも買った。
     ただ、それ以降は、あまり良い観客ではなかった。

     なぜお婿さんがと思ったが、彼ゆえと分かった。それほど当事者であり、観察者でもあり、家族でもある。
     素敵な監督の姿を教えてくれた。

     足し算の人というのが、極めて分かりやすかった。

  • 森泉岳土がこんな童顔の同世代とは知らなかったし、
    それにしても、大林監督が超人すぎて、奥さんも含めてすごすぎる。

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著者プロフィール

水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。著書に最新作のコミカライズ作品集『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』のほか、『セリー』『報いは報い、罰は罰』『ハルはめぐりて』『うとそうそう』『カフカの「城」他三篇』『耳は忘れない』『夜よる傍に』『祈りと署名』など多数。

「2020年 『ランバーロール 03』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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