- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334975944
感想・レビュー・書評
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日本売りの見方については賛成なのですが、
それがいつ口火を切るか分からない。
したがって彼の言うことは正しいのか正しくないのかまだ分からない。
ただし危機感を煽っていただき、その時が来たときにどうするか考えるきっかけになりました。 -
買ってから寝かせておいた本。マーケットの予想が書いてあったが、まだその通りにはなっていないようだ。この先マーケットはますますどう動くか分からないので手を打つべきかどうか悩む。難しい。
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『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』と重複する部分はあるものの、これも現実のマネー経済を学ぶ上ではためになる本だと思います。
まあ、現実に金融界で設けたりするのは簡単なことではないと思うのですけれども(笑) -
著者は、藤巻氏である。
藤巻氏の紹介は、恐らく言わなくても分かるだろう。
それだけ、有名であり、実績も持っている人だ。
氏の著書はなるべく読むようにしている。そして、本書は、久しぶりである。
内容は、タイトルに良く現れていてあらゆる金融情報、経済情報等はこのように
読んだ方がいいよって事をつらつら書かれている。そして、本書で最もコアな意見は、
1アナリスト、政府等の意見はポジショントークであることを忘れるな
2簡単に儲けることは出来ない。はっきりいって勉強が必要だ。
3必要なのは、良質な情報と経済を正しく予想する脳みそ
以上の三点だろう。
また、本書で勉強になることは多数あると思うが、やはり最後の長期金利上昇局面での
儲け方、つまり債権売買の方法だろうな。しかし、これはデリバティブの一種なので、
かなりの商品知識を知らないとならないことが確かなようだ。
しかし、本書を読めば分かると思うが、いくつかの点で「??」と思う点もある。
例えば、「日本の長期金利の上昇は経済に悪いという誤解」という点、もちろん氏の
言っていることも一部で正しい。だが、一方で日本の累積借金に鑑みると、明らかに
税による歳入は全てふっとびかねない。まぁ、この議論をすると終わりがなかなか
見えないことになるので深くは言わないが、結局そんなに経済って簡単じゃないよ。
と思っている。個人的には。
それにしても、藤巻氏の執筆内容は素人の自分でも大変分かりやすく書かれている点が
いつも思うが非常に優れていると思うし、色々と勉強になることには間違いないので、
買って読んでみるのも悪くないだろう。
以上 -
さまざまなマーケットの誤解を分かりやすく解説してくれている。
今後の相場観として、
株高、円安、金利上昇と考えており、その対策を書いている。
自分としては、金利の仕組みなど大変勉強になりました。 -
前半はポジショントークを意識せよ、ということで、「新聞のマーケットコメントは客観的」、「チャートは有効な予想手段」、「長期金利の上昇は日本に悪い」等のキーワードを元に、資産効果を背景にした株価上昇、金利、為替の動きを解説。後半は、来るべき長期金利上昇時代に備えた、ポジションの取り方(オプション取引の活用方法)を書く。前半部のポジショントークは有用で、まずその識者の立ち居地を知る為に情報源の多様化(bloomberg)位は読もう、ということと、ベンチマークとして、米国の金融機関の株価位はチェックしようと思った。
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1992年 英国中央銀行VSジョージソロス
正確には、ドラッケン・ミラー
ポンドが急落しなくてもほとんど損はなかった。
サブプライムローン
流動性リスクを軽視
BRICsは大丈夫か
失業率
リーマンが潰れたころは高所得者が失業
今は低所得者の失業
だから国全体の消費には影響しない。
1950年
日経平均:100円 → 100倍に
銀行預金:3年もの平均5.5% → 18倍
(1+0.05)^60 = 18倍
円が高すぎるから、日本ではマックが100円で売れる。
「マックが100円で売られている」という事実から実質レートを
考えるのはおかしい。
経常黒字 20兆円
||
貿易+サービス 7兆円
+
所得収支 14兆円 (海外に投資したものの配当金と利息)
日本は、現役で働いているというようりも、リタイアして海外投資の配当と利息で生活している。
2008年8月、貿易赤字
全世界で金利が急速に低下→所得収支も減少するはず
→経常赤字→ドル不足
石油や農産物を買うにはドルが必要
★覚えておくべき数字
累積赤字 :860兆円
毎年の赤字:30~40兆円
GDP :米国:1500兆円
:日本: 500兆円
:中国: 300兆円
個人金融資産:1410兆円
外貨準備額:中国:2兆ドル
:日本:1兆ドル
マーケット:10年債 :日本
:米国
政策金利:日本
:米国
日経平均
NYダウ
$/\
ユーロ/\