南極料理人の使いきりレシピ

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 76
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334976620

作品紹介・あらすじ

映画『南極料理人』(堺雅人主演・沖田修一監督)の原作者&モデルが贈る著者初のレシピ集。

感想・レビュー・書評

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  • ぼく、南極に憧れてた過去があって、、、西村さんの映画はもちろん、講演も聞きに行った!! 大根ステーキは、一人暮らしの定番、食べ残しゼロにするために、しりとりクッキングは楽しみ。

    えりも時代に船に乗ってみて、あ、おれ、南極ムリかもって思うくらいの波だった。でも、憧れてるんだー。行かないけどね。(笑)

    料理本としてもおすすめ。簡単に作れます。20代の頃、体のことや料理の科学が面白すぎて、薬膳の料理教室に通っていた過去もあり、、、当時は、ちょっとおねえでした。女子トークって、意外とグロいとこもあるけど、基本は真面目な方が多くて楽しいんだよ。また、行きたいなあ~。味噌作りとか、大好きです。

  • 「いいかげんは良い加減」が信条の南極料理人、西村淳さんによる料理のレシピ集です。更に「椎名誠と開高健をごっちゃまぜにしたような」独特の味のあるエッセイも随所に忍ばされており、「おいしい」料理本です。

    この本は「南極料理人」こと筆者初のレシピ集だそうで、「いいかげんは良い加減」を信条に持ち、極寒の地、南極で作り続けた料理の数々が大きな図入りのカラー写真と、アバウトな解説、さらに料理にまつわる南極のエピソードが掲載されてあって、料理の写真を見て口の中をよだれで潤し、レシピの解説を読んで「よし、これなら俺でもできそうだな」と根拠のない自身を我々に思いおこさせ、「食材にまつわるエピソード」という短いエッセイに大笑いしつつ、現地の苦労をしのばせるまさに一冊で三度「おいしい」つくりとなっている料理本でございます。

    僕がこの中で作りたいなと思っているものはサウザンアイランドドレッシングを使ったタンドリーチキンや、中華ドレッシングを使った酢豚ならぬ酢鶏。それに、さまざまな用途に使用できる『塩チャーシュー』なんかもいいかなと思っております。ほかにも、実際に通販で買うことのできる『海老の万能ソース』や、ニラ醤油。さらには昆布、貝柱や炒めた鷹の爪を漬け込んだ『ピリ辛醤油』などのオリジナル調味料も、すべて筆者の創意工夫の賜物であり、こういうものこそが本当に『おいしい』料理であると個人的にそう思っています。

    僕があげた以外にも、さまざまな料理が挙がっておりますので、夕食をなに作ろうかしら…、なんて悩んでいる奥様にもこの本を一読されていただければ、なんて思っております。

  • 「南極では食材は捨てません。ムダにしたらもったいないでしょ。せっかく運んだんだから」(著者談)……というわけで、『世界一受けたい授業』などで“いい加減料理を披露し、その残り物を余すことなく別品に仕立てる使いきり料理(使いまわし術)で人気を博している西村氏初の料理ムック本。氏の、椎名誠と開高健をごっちゃまぜにしたような抱腹絶倒エッセイはすこぶる定評のあるところだが、迫力ある料理写真と面白レシピとともに、その蠱惑なる文体もたっぷりと掲載。

  • あるもので無駄なく使い切り、しりとりクッキング、味付けを変えて日々出す工夫。

  • 限られた食材でこんなにバリエーションつけられるのは流石プロ。・・だけどあまり食指が動かないので私は南極行けないな。

  • 南極という特別な環境で作られるレシピの数々。
    鶏のから揚げを7回作り変える手腕に驚いた。
    自分ではせいぜい2回くらいかなぁ。
    カレーの残りをカレーうどんとか。
    レシピ集だが、面白いエッセイ本でもある。
    さっそく材料を買いに行きたくなった。

  • レシピもいいのですが
    それにまつわるエピソードが
    面白い(*^_^*)
    だから、エッセイに分類♪

    数人分の材料がすべて適量と
    表記してあったり
    おじさんなのに、絵文字多用だったり
    そんな事が結構笑える

  • 料理は創意工夫。なんでもありなんだな~。

  • 映画「南極料理人」のモデルになった西村淳さんのレシピ集。

    「南極では生ゴミ収集車が来ない」「スーパーがない」
    至極当たり前だけど目からウロコの南極の常識の中、
    無駄なく使う、ないものは代用する、というのが新鮮でした。

    「分量は適当に」というゆるい感じと語り口が苦手だけど、
    エッセイの方も読んでみたい。

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著者プロフィール

神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授

「2023年 『社会保障法研究 第17号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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