煙たい話(1) (熱帯COMICS)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334980641

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  • 同居しているふたりのなんでもない日々と、
    そこに至るまでの経緯が描かれている。

    単に野良猫ではなく雨の中動かない猫を見て
    「自然に任せるのが一番いい」というのは薄情だなと思う。
    動物が本当に好きでなければそんなものなのだろうし
    そういう人が半端に手を出すよりは確かに
    このままの方が良いというのは正しいが。

    今日日エキゾチックアニマルならともかく猫を見ない獣医などそんなにいるのだろうか。
    猫にビワを与えるのはダメではないし、弱っていて自分のご飯が食べられないのならせめてビワぐらいあげても良いと思う。

    正しいか正しくないかというより、
    周りの評価ではなく自分がどう思うかということだと思う。
    自分がそうしたいと思うなら自分の中ではそれが正しい。

    親子丼が悲しいという話、『 死神の精度』で「死んだ牛はうまいか」と ステーキ屋で言われるシーンを思い出した。
    全くその通りなのだが今食べようという時に言って欲しくない。笑

    別に理由がなくても、そうしたいからする、というのだって時には良いと思うのだ。

  • 誰もが武田みたいに優しいわけじゃないから、どう扱っていいのか分からずに避けてしまうんだとも思う。それか、自分には出来ない行動をしていることへの嫉妬心か。嫌われているわけじゃないのに、特別好かれているわけでもない武田に、有田がどんな寄り添い方をするのか気になった。

  • pixivであげてた頃から好きだったから書籍化嬉しい。空気感が良い。

  • 名前のない2人の関係性が癖になる
    ゆったり穏やかに進んでいく物語に読んでいて心地良い
    空気感がなんとも言えない、良い
    世界観にじっくりと浸りながら読めるし、丁寧に描かれていてセリフ、内容がスッと頭に入ってくる
    ずっと2人を見ていたい
    多分長崎が舞台なんだろうけど方言とかめっちゃ自然
    地方が舞台の作品だと方言少し変だなーとかどっか引っかかって作品に集中できないとかあるのにすごい

  • 友達との繋がりを切らずにいるのが意外と難しいってのはほんとそうだよね〜。

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