調停にかかわる人にも役立つメディエーション入門

  • 弘文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335356018

作品紹介・あらすじ

●メディエーションの絶好の入門書

 「メディエーション」というのは、まだ耳慣れない言葉です。「メディエーション」を単純に和訳すると「調停」と出てきますが、実は「メディエーション」と「調停」は、その理念や方法論において違う、より良い紛争解決の手段(技法)なのです。
 メディエーションは欧米での歴史が古く、訴訟以外の方法として研究し実践されてきました。一方、日本では裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(ADR法)が施行され、多くの認証紛争解決機関が誕生しています。それらの中には、メディエーションの考え方を取り入れている機関もありますが、まだ一般的には紛争解決方法として選択されることは多くありません。
 本書は、メディエーションに関してわが国の第一人者である和田仁孝早稲田大学法科大学院教授の監修のもと、2013年より、実践的な組織として「Well-beingな社会を目指して」を活動理念とした一般社団法人メディエーターズを設立した二人の著者によって、より良い紛争解決のための具体的かつ実践的なメソッドを紹介しています。
 この入門書は、メディエーション理論への絶好のきっかけとなるはずです。

感想・レビュー・書評

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  • 興味を持って読めたのは、メディエーションの理論とその使用例の箇所でした。理論がどのように使われているか具体例を知ることができ、理解が深まりました。

    この本は、「深刻な対立が起きた際に当事者が心の底から納得して対立を解消できる方法」を探している人にオススメです。
    関連書として、カウンセリング テクニック入門 大谷 著がオススメです。メディエーションとカウンセリングにおけるテクニックの違いを知ることで、メディエーションへの理解がより深まると思います。

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