- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784335501319
作品紹介・あらすじ
「論」とは何か、「文」とは何か?社会学の知は、いかにして生み出されていくのか。書くことをめぐる知と技のメディア論。
感想・レビュー・書評
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第13章が「コピペと引用の使いこなし」になっている。けっこうおもしろいことを述べているが、実用的な話ではない。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/2919 -
三葛館一般 816.5||SA
論文の書き方についての図書は数多あり、三葛館でも意識的に収集しています。
大枠として論文の判断の枠組みは主題によって大差ありませんが、その形式もさながら、論文の書き方についての図書の切り口は、著者の主題によって大きく異なると感じます。
社会学者である著者は、論文の作法としての「書き方」を「論文を書く」という現象それ自体への歴史社会学的アプローチで体現しています。
丁寧に論じられた「論文の書きかた」は、通読がおススメです。
目次---------------------------------
第1章 論文とはなにか :辞書に書いていない意味を考える
第2章 「論」と「文」の結合 :論文の形式
第3章 〈文〉で論ずることの厚み :読む対象/知る方法
第4章 主題・問題意識・問題設定:問いを立てる(その1)
第5章 通念の切断と思考の運動 :問いを立てる(その2)
第6章 観察と対話の組織化 :方法としての社会調査(その1)
第7章 調査研究のさまざまな局面 :方法としての社会調査(その2)
第8章 2項対立のあしらいかた :疑似問題の流動化
第9章 リレーショナル・データベースとしての社会
第10章 「クダンの誕生」の経験をふりかえる:論文を書く
第11章 リテラシーの発見 :パソコンで書くこと(その1)
第12章 読書空間のなかで書く :パソコンで書くこと(その2)
第13章 コピペと引用の使いこなし :他者の「文」で考える
第14章 見えかたをデザインする :表と図が生みだす思考空間
第15章 研究倫理の問題 :他者を尊重し自らに誠実に
第16章 編集者として見なおす :書きなおす読者として
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(もも)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=79704 -
請求記号 361.07/Sa 87