怪談おくのほそ道 現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』

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  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336060112

作品紹介・あらすじ

「おくのほそ道」で巡った土地のみならず、西国諸国まで訪れた芭蕉が諸国行脚の途上で遭遇する怪異の数々。明らかになる名句にこめられたもう一つの意味。松尾芭蕉とその門人たちを主人公として、江戸時代後期に成立した奇談集『芭蕉翁行脚怪談袋』を、読みやすい現代語訳に、鑑賞の手引きとも言うべき解説を付してお届けする「もう一つの〈おくのほそ道〉」。

感想・レビュー・書評

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  • 芭蕉翁行脚怪談袋という後世に芭蕉翁ではない誰かが作成した怪談録をわかりやすく書き下し、かつその中に出てくる句や人物に関しても説明してくれている。
    私は芭蕉翁に関して詳しくないのでこの解説がなかったらちゃんと意味が読み取れなかったと思う。出てくる句を全て芭蕉翁だと思ってしまっていたかも。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000167538

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:913.5/イト
    資料番号:10233716
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著者プロフィール

1972年、北海道生まれ。國學院大學文学部教授。専攻は伝承文学。著書に『江戸の俳諧説話』(翰林書房)、『ツチノコの民俗学――妖怪から未確認動物へ』『江戸幻獣博物誌――妖怪と未確認動物のはざまで』『ネットロア――ウェブ時代の「ハナシ」の伝承』『何かが後をついてくる――妖怪と身体感覚』(いずれも青弓社)、『怪談おくのほそ道――現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』』(国書刊行会)、『ヌシ――神か妖怪か』(笠間書院)、共著に『現代台湾鬼譚――海を渡った「学校の怪談」』(青弓社)、『恋する赤い糸――日本と台湾の縁結び信仰』(三弥井書店)、編著に『福島県田村郡都路村説話集』(私家版)、共訳に尉天驄『棗と石榴』(国書刊行会)など。

「2023年 『怪談の仕掛け』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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