自殺の歴史

著者 : ロミ 土屋和之

• 国書刊行会 (2018年4月27日発売)

作品紹介・あらすじ

古今東西自殺の諸相！図版多数。
マリリン・モンローの睡眠薬自殺から乃木将軍の殉死まで、古代のインドやギリシアから現代の米国まで、古今東西におよぶ自殺の諸相を数々の逸話とともに縦横に解析。≪人間存在の最も哲学的なテーマ≫である自殺の諸問題を、鬼才ロミが、心理・哲学・技術・手法・社会・文学・漫画・小唄など、多方面から論じた類のない労作。図版多数収録。

感想・レビュー・書評

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2022年2月15日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/708241

[陽さんの感想 · 2020年10月9日]

「そんな理由で死ぬのか」ってのが色々あって興味深く読めた。安易に自殺を否定してないのも好印象。

[別府さんの感想 · 2018年5月17日]

自殺の歴史

ロミ 著
土屋和之 訳

発売日　2018/04/20
判型　A5判
ISBN　978-4-336-06262-8
ページ数　506頁
定価　 4,536円（本体価格4,200円）


マリリン・モンローの睡眠薬自殺から乃木将軍の殉死まで、古代のインドやギリシアから現代の米国まで、古今東西におよぶ自殺の諸相を数々の逸話とともに縦横に解析。≪人間存在の最も哲学的なテーマ≫である自殺の諸問題を、鬼才ロミが、心理・哲学・技術・手法・社会・文学・漫画・小唄など、多方面から論じた類のない労作。図版多数収録。

［著者紹介］
　　ロミ （ロミ）
フランスのコレクター、著述家。ゴンクール賞、ラブレー賞など受賞。著書に『乳房の神話学』（青土社）、『おなら大全』『悪食大全』『でぶ大全』（作品社）、『突飛なるものの歴史』（平凡社）などがある。

　　土屋和之 （ツチヤカズユキ）
http://www.kokusho.co.jp/sp/isbn/9784336062628/

【簡易目次】
1 文明それぞれ
2 有名になった自殺と忘却された自殺
3 自殺のテクニック
4 自殺の実践利用
5 自殺と文学
6 自殺と小唄
7 なぜ自殺をするのか
8 自殺志願者の救済
9 ユーモアと自殺

著者プロフィール

1906年、北フランスのリール生まれ。骨董屋や、キャバレ、ホテルの経営をし、財を築く。ポスターや風俗資料の稀代のコレクター。1995年、パリにて没。

「2016年 『乳房の神話学』 で使われていた紹介文から引用しています。」