アルルおばさんのすきなこと

著者 :
  • 国土社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784337336148

作品紹介・あらすじ

だいすきなクッキーをつくりすぎて、おもいものをもてなくなってしまったアルルおばさん。ねこのテッティをだっこしたくて、トレーニングをはじめます。たまご、ニンジン、ジャガイモ…かるいものからすこしずつれんしゅうをするうちに、どんどんおもいものをもちあげたくなって、ある日、動物園でだいかつやく。

感想・レビュー・書評

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  • こちらも『王さまライオンのケーキ』と同じく、数をわくわく感じられる本。

    アルルおばさんは飼い猫のテッティをだっこするのが大好き。
    あるとき肩を痛めてしまいドクターストップが・・・。

    軽い物から徐々に持ってリハビリに励みます。
    両手に卵一つずつ。「テッティ、おまえは、たまご60こぶんの
    おもさだよ。うん、だいじょうぶ。がんばれるわ。」

    ニンジン、じゃがいも・・・と順調に重くしていき・・

    ついにテッティを抱っこ!!

    ここでアルルおばさんは終わりません。

    「テッティ何匹ぶん重さか」を知りたくなってしまったのです!!

    しかも持っただけで重さがわかるようになり・・・

    絵もかわいくて持つものごとに絵があるのが嬉しい。

    巻末の「アルルおばさんがもちあげたもの」もかわいく、わかりやすくて必見です^^

  •  クッキーをつくりすぎたせいで、お医者さんにおもいものをもっちゃだめと言われたアルルおばさん。ねこのテッティをだっこしたい!たまご、ニンジン、ジャガイモ…少しずつ重いものを持つようにしてトレーニング。
     ねこのテッティをだっこできたところで話が終わらず、これはテッティ何ひき分とどんどん重いものになっていくところがおもしろかった。

  • ストーリー展開は疑問だが、絵もキャラも可愛い。文が横書きなので、外国の絵本のような感覚で読んだ。

  • クッキーを焼くのが大好きなアルルおばさんは、ある日とつぜん
    肩と背中が痛くなって、お医者さまにみてもらいました。
    お医者さまには、しばらくクッキーを作るのは禁止、重いものを
    持つのも禁止、と言われてしまいました。

    何日かすぎて、肩と背中のはれがひいたアルルおばさんは、すこしずつ
    トレーニングをはじめました。
    最初は家の中をぐるぐると歩きました。
    つぎの週に、玉子を両手に持って歩きました。
    つぎの週はにんじん、そのつぎの週はじゃがいもを持って歩きました。
    そうして持つものを少しずつ重くしていきました。

    ねこのテッティを抱けるようになったアルルおばさんは、もっと重いものを
    持ってみようと思い始めます。
    アルルおばさんが持ち上げるものは、どんどん大きくなっていきました。

    巻末に、ねこのテッティ(3kg)と比べた、アルルおばさんが
    持ち上げたものの表があります。
    ねこを基準にしたのがおもしろいですね。

  • 挿絵はかわいいし、読後感は悪くないが…
    クッキー焼くのが好きなおばさんがリハビリを経て、力持ちになりたいって、どうなのか?

  • 意外な展開。
    いろんなものの重さをティティに換算していくのが楽しい。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。主な作品に『ともだちまねきねこ』『アルルおばさんのすきなこと』(共に国土社)『ん ひらがな大へんしん!』(汐文社)『わたしはだあれ?』『パンダのあかちゃん おっとっと』(共にKADOKAWA)『ぼく、ちきゅうかんさつたい』(小社)など。日本児童文学者協会会員。

「2018年 『クルルちゃんとコロロちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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