失われた世界をいく (グレートジャーニー人類5万キロの旅 4)

著者 :
  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338124041

作品紹介・あらすじ

グレートジャーニーとは、五百万年まえに東アフリカで誕生した人類が、アジア、北アメリカを経由して南アメリカの南端にたどりつくまでの五万キロの旅のことです。一九九三年十二月、関野吉晴さんはこの人類の旅を、徒歩、カヤック、自転車という、自分の足と腕の力だけでたどりはじめました。今回は、インカ帝国の古都クスコを出発しアンデス山脈を自転車で縦断、ベネズエラの秘境「失われた世界」ギアナ高地を探検し、オリノコ川源流にくらすヤノマミ族の村、コロンビアのマカレナにある森のサルの研究センターなどを訪ねた、グレートジャーニー二年目の旅を報告します。

感想・レビュー・書評

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  • 熱中症になり、強盗に襲われ、飛行機は墜落する。
    すべての当事者ではないけれど、波瀾万丈の旅であることは間違いないだろう。
    ギアナ高地、Gガンダムでしか知らない世界…。
    25年近くたった今、それぞれの情勢はどう変わっているのだろう。

  • (1997.02.22読了)(1997.02.21購入)
    グレートジャーニー人類5万キロの旅〈4〉
    (「BOOK」データベースより)amazon
    グレートジャーニーとは、五百万年まえに東アフリカで誕生した人類が、アジア、北アメリカを経由して南アメリカの南端にたどりつくまでの五万キロの旅のことです。一九九三年十二月、関野吉晴さんはこの人類の旅を、徒歩、カヤック、自転車という、自分の足と腕の力だけでたどりはじめました。今回は、インカ帝国の古都クスコを出発しアンデス山脈を自転車で縦断、ベネズエラの秘境「失われた世界」ギアナ高地を探検し、オリノコ川源流にくらすヤノマミ族の村、コロンビアのマカレナにある森のサルの研究センターなどを訪ねた、グレートジャーニー二年目の旅を報告します。

    ☆関連図書(既読)
    「嵐の大地 パタゴニア」関野吉晴著、小峰書店、1995.08.05
    「チチカカ湖めざして」関野吉晴著、小峰書店、1995.12.24
    「はるかインカを訪ねて」関野吉晴著、小峰書店、1996.08.10

  • 関野さんのグレートジャーニーの本はいろいろ種類があるが
    これは子供向けのつくりで
    簡単に読める様に書かれている。
    アンデス山脈のインカ道、ヤノマミ集落での滞在
    新世界ザルの研究者の伊沢さんを訪ねる下りもある。

    アマゾンの悪魔と関野さんが接点があることがわかった。

    どの記述もさらっとしていて読むだけでは
    読めるが、いろいろと考えさせれる題材は提供してくれる。

    もう少し 詳しく書いて欲しかったが やはり 面白い。

    ヤノマミが銃を持っていたり
    ガリンペイロが入り込んできたり
    政治と経済の波がヤノマミを襲っている。

    やりきれない。

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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