ゆらゆらゆくよ (世界の絵本コレクション)

  • 小峰書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338126502

感想・レビュー・書評

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  • ・韓国の昔話をもとにした創作昔話。
    ・おじいさんが聞いてくる話のどこが面白いのか、現代のわたしたちにはよく分からないところがあるが、そこは深く考えすぎてはいけないのだろう。おはなしそのものの内容よりも、仕草や日本語にしてしまうと伝わりにくい韓国語での言葉の響きやリズムが面白いのかもしれない。
    ・絵は面白いが、色が淡いので遠くからだと少し見えずらい。
    ・途中でページ割が変わるのところがあるので、読み聞かせる時には工夫が必要かもしれない。
    ・韓国語でおじいさんやおばあさん、おじさん、おばさんといった言葉をなんと言うかが出てくる。

  • これは「おんちょろ経」みたいはオチのお話で、絵も魅力的。ただ、訳が中途半端(言語をカタカナ書きにして、わざわざ注釈をつける)なので、ちょっと読みにくいかな。時々こういうタイプの絵本があるけど、こういう訳出の仕方って、どうなのかしらね。訳者の自己満足みたいに思えるが。

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著者プロフィール

クォン ジョンセン 1937年東京生まれ。終戦を機に、10歳で韓国に帰国。『朝鮮日報』の新春文芸賞受賞し、作家デビュー、韓国の国民的詩人・児童文学作家となる。その戦争体験や長い闘病生活を通して、子どもたちへの愛情や平和への思いを作品に表し続けた。日本語に訳された絵本に『こいぬのうんち』(平凡社)、『とうきび』(童心社)、小説に『悲しい下駄』(岩崎書店)などがある。2007年逝去。

「2017年 『金剛山のトラ 韓国の昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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