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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338162098
感想・レビュー・書評
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児童書としてちゃんとしてるミステリ。子供でも犯人当てを楽しめるような構成で、登場人物もわかりやすくてよい。猫視点であることが、フェアな立場で事件を見る探偵役として無理がないところもよい。被害を受けた男児の性別が女児なら、なおよかったかも。
子供向けに書き直された海外古典ミステリばかり読んでいた子供時代に出会いたかったなぁ。
2巻はいつでるの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫が主人公で、猫視点で語られるお話です。
ちょっと「吾輩は猫である」みたい・・・とか思いました。(笑
伏線やミスリードもあったので、
サバオや猫たちのキャラクターが良いだけのお話にはならず、
ミステリーとしても楽しめました。
題名が「山猫軒の怪事件―猫探偵森下サバオの事件ファイル〈1〉」なので、
いつか2が出ると信じてます。 -
23年ほど前『おしゃべりねこ だいかつやく』という本がありました。 老夫婦に飼われている猫がテレビを見ているうちにしゃべれるようになった。その力で、家に入った空き巣をつかまえるという話でした。 平成の世になると舞台はペンションになり、犯罪はより現代的になりました。 猫の一人称によるミステリで伏線もうまく引かれています。ミスリードやヒントもあって、フーダニットを楽しめました。暗号解読にはちょっと無理があるかも。
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