カステラやさんのバースデーケーキ (おはなしだいすき)

著者 :
  • 小峰書店
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本棚登録 : 143
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338192248

感想・レビュー・書評

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  • ナナちゃんがお留守番の間、息子にバースデーケーキを作ってほしいと女の人がやってきます。またまたイタチのハナママ達と作って届けると…。なかなかファンタジーなお話で良かった。人にあげるケーキを丸くする為にイタチがかじるのは…ご愛嬌?(笑)

  • 本当には無理だけど本の世界に行ってカステラを食べてみたい気分で楽しかったです。

  • 「おかのうえのカステラやさん、パパのやくおいしいカステラが、じまんのおみせです。ところがきょうは、ナナがひとりでおるすばん。さて、どんなおきゃくさんがきてくれるのかな?しかくいカステラが、まんまるケーキにだいへんしん!?おいしいおはなし、めしあがれ。カステラやさんの本。」

  •  カステラをホールケーキ状に成形するときの方法、あれでいいんかな…。
     そしてまた食べ物に化けるー!

  • また食べ物に化けるんかーい!

  • ナナのパパはカステラやさんです。
    今日は、パパとママは病気のおばあちゃんのお見舞いに行って留守なので、
    ナナがお店をまかされていました。

    全部売り切れたあとに、一人の女の人がバースデーケーキをくださいと
    言ってきました。
    お店はどこも閉まっていて、開いているのはナナのおみせだけだと言うので、
    きのどくに思ったナナは、カステラでバースデーケーキを作ってあげる約束を
    しました。

    さて、ナナひとりでバースデーケーキが作れるのでしょうか。
    ナナがまどを開けて山のほうに向かって、ハナママに声をかけると、
    「ナナちゃん、おひさしぶりです」といたちのハナママが3匹の子どもたちを
    つれて、お手伝いに来てくれました。

    ハナママは、以前けがをしてたおれていたところを、ナナとパパが助けてあげた
    いたちなのです。

  • おかのうえのカステラやさん。パパのつくる おいしいカステラがじまんなのですが、今日はナナが一人でおする番です。

    そこへ、バースディケーキを注文しにきたお客さん。たいち君という子の誕生日ケーキです。
    ナナはカステラを焼いて、ケーキに飾り付けすることにしました。
    お手伝いにイタチのハナママと子どもたちも来てくれて、素敵なケーキを作ります。
    けれど、ケーキをお届けしたら、注文してくれた筈のお母さんは、もう半年も前に亡くなっていました。では、だれがケーキを注文したのでしょう?
    どうやら、たいち君のお家の白いネコ・ピーちゃんが、お母さんに化けて来てくれたのでした。イチゴが足りなくて、イタチ親子が化けていたイチゴを逃がしてくれたのも、ピーちゃんです。


    幼年ものですが、ちょっと長めのストーリーが読める子むき。

    イタチの親子に手伝ってもらって ケーキづくり。四角いカステラを、イタチに丸くかじってもらう。 イチゴが足りないから、イチゴに化けたイタチたちを乗せたケーキ・・・
    つっこみどころ いろいろなのですが、幼年ものだからアリ?なのか?

  • 丘の上のカステラ屋さん。
    パパとママはおばあちゃんのお見舞いで、ナナは一人でお留守番。
    そこへ女の人がバースデーケーキを買いにきました。
    うちはカステラ屋さんなのに…どうしよう?
    かわいらしいお話です。
    裏表紙の4つの苺。1つがちょっぴり大きいのに、ニヤリです。
    子どもたちは楽しく読んでくれると思うけど、大人はつい、要らんことを考えていまいます。
    衛生的にどうなんだろう?とか。ダメですね。大人は夢がない―(笑)。

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著者プロフィール

群馬県に生まれる。昭和女子大学文学部卒業。デビュー作『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞、『つむじ風のマリア』(小学館)で産経児童出版文化賞を受賞。作品に「ゆうれいママ」シリーズ(偕成社)、『鈴とリンのひみつレシピ!』『犬とまほうの人さし指!』『わんこのハッピーごはん研究会!』(以上、あかね書房)、『おかのうえのカステラやさん』『俳句ガール』(以上、小峰書店)、『のいちごケーキのたんじょうび』『ぼくはおじいちゃんのおにいちゃん』(以上、ポプラ社)、『セラピードッグのハナとわたし』(文研出版)、『救助犬の弟子』(新日本出版社)、『いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞』(汐文社)など多数ある。

「2023年 『メダカ姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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