からっぽになったキャンディのはこのおはなし

著者 :
  • 小峰書店
3.71
  • (4)
  • (11)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 190
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338192422

作品紹介・あらすじ

男の子の家にやってきたキャンディの箱。毎日楽しくしていましたが、キャンディたちが半分くらい、いなくなったころ、あれ?と、思ったのです。「キャンディがいなくなったら、ひとりぼっちの箱になるのかな?」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 置いてかれるのは悲しいし、ひとりぼっちはさみしいよね。そらくんが優しい子でよかった。

  • 箱の視点からのお話。
    身の回りのものを擬人化したらそれぞれどんなお話をしてくれるのか想像すると面白いだろうなって思いました。

  • それぞれ役割があるんだな、と最後、ほっと心があたたかくなった。

  • キャンディがいっぱい入っていた箱。でも中身が空になったことで自信を無くしてしまう。

  • 絵がかわいい。幼年向け童話。からっぽになったキャンディのはこにはなにがはいったかな。

  • う〜ん……だから何? て感じかな。

  • 息子8歳10ヶ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    その他

    『ふと、そらくんが、ささやくように、あることをいったのです。それをきいたはこは、もうむねがいっぱいになってしまいました。』


    どうせ自分は「からっぽ」なんだと自信を失っていたキャンディのはこが、自分を取り戻す瞬間です。
    読んでいて私も温かな気持ちになりました。


    男の子が出てくるので、息子にも読みやすかったみたいです。


全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

三重県生まれ。児童文学作家。子どもの本専門店メリーゴーランド主催の童話塾で創作を学ぶ。「飛ぶ教室」第9回作品募集童話部門にて「猫の背」で優秀作(光村図書出版主催)。主な作品に『ずっとまっていると』(そうえん社)、『ドアのノブさん』『うっかりの玉』(講談社)、『あらいぐまのせんたくもの』(童心社)、『雨の日は、いっしょに』(佼成出版社)、『からっぽになったキャンディのはこのおはなし』『かえでちゃんとひみつのノート』(小峰書店)、絵本に『アリィはおとどけやさん』(吉田尚令 絵/ひさかたチャイルド)などがある。

「2023年 『りすねえさんのさがしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大久保雨咲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×