ゲーム計算メカニズム (コンピュータ数学シリーズ 7)

著者 : 岸本章宏 柴原一友 鈴木豪

制作 : 小谷善行 

• コロナ社 (2010年2月8日発売)

感想・レビュー・書評

[gunmakeさんの感想 · 2021年11月30日]

思考ゲームの基礎的な理論を解説している。探索木、評価値計算、トランスポジションテーブル（同一曲面の検出に使う）、探索木の枝刈り手法、並列探索、証明数探索、モンテカルロ法探索など。強化学習、ニューラルネットワークなどの先進的な話題も少し載っている。

[sateさんの感想 · 2012年10月1日]

　読んで良かった。モンテカルロ探索あたりの記述が、日本語で読めて、
　良かった。

[akisute3さんの感想 · 2011年2月10日]

テーブルゲームのアルゴリズムについての本を読んだことがなく、得られるものは多かった。
CPUのアルゴリズムを考えるきっかけにはなるが、この本を読んですぐにオセロや将棋のCPUを作るというのはかなり難しい。個人的には、オセロのCPUのアルゴリズムの簡単なものが載って(ソースコードが配布されて)いて、それを本のアルゴリズムを導入して強くしていく、みたいなやり方が良かった。