- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784339027570
感想・レビュー・書評
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対話システムとは、人間と対話する機械またはソフトウェアである。
対話システムは、テキスト、音声発話、ジェスチャなどの入力を理解し、計算機が扱える表現に変換する①入力理解部、入力理解部からユーザの対話行為を受け取り、それをもとに内部状態を更新する②対話管理部、システムの対話行為を受け取り、それをテキスト、音声、画像、エージェントやロボットのジャスチャなどの形で生成する③出力生成部、の大きく3つからなる。それ以外に、内部状態を参照し、システムが遂行すべきタスクがあるかどうか判定し、タスクがある場合は、どのような順序で行うかを決定し、内部状態のドメインプランに書き込む④タスクプランニング部、外部サービスとの連携をつかさどる⑤外部連携部、対話システムやユーザの置かれている状況を理解し、内部状態に書き込む⑥状況理解部、がある。これらの機能が連携し、対話システムとして動作する。
このような対話システムを発展させるため、①統計的意図理解、②適応的な対話管理・応答生成、③問題のある状況の検出、④話者交替、⑤マルチモーダル・マルチパーティ対話技術、⑥人間と対話システムのインタラクション、⑦対話システムの知識獲得、⑧ロボットの移動と対話管理、などの技術が今後必要となり、研究開発が行われている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年4月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 開架図書(3階)
請求記号: 007.13//N39
【選書理由・おすすめコメント】
対話がよくできるようになれそう
((未記入)) -
請求記号 007.1/N 39