「誰でもよかった」無差別殺傷になぜ走る: 希薄な人間関係にもがく「青少年」たち

著者 :
  • ごま書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784341083960

感想・レビュー・書評

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  • 良い子キャラを生み出させようとする社会風潮や教育システム。そして。良い子キャラの行き着く先が…。本書にあるような内容・主張は理解可能。ただ、どこか他人事のように響く気がする。こちらの穿ちすぎかなぁ。

  • 内容は最近起こった凄惨な事件の背景について。科学がハイテクになればハイテクになるほど、世の中は混迷しそうな気がした。良書です。文章も読み易かったです。

  • ごめんなさい。評価できません。

    読んでいて文句が出た作品。
    基本『青少年が何故?』的なモノなんですが…恐縮ですが、私から見てこの著者は何か共感できません。
    確かに『社会制度、教育云々…』はあると思いますが、そこに既に放り込まれて育て上げられてしまった私達はどうすればいいんでしょう?
    何か『女性蔑視』をも受けるんですが。

    著者の視点から見て、丁度真ん中あたりの年齢の私にはどっちの意見も理解できる。
    だから犯罪を犯した人の『誰でもよかった』は前後に続きがあります。
    『知り合いじゃなければ(知らない人なら) 誰でもよかった 自分より力が弱ければ』と解釈します。


    サブタイトルの答えは、この本の中にないと思います。

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著者プロフィール

東京工業大学名誉教授。
専門領域:犯罪学、社会病理の精神医学、精神医学史、精神保健、
メンタルヘルス。

「2012年 『精神医学総論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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