風になった日

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 69
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344000483

感想・レビュー・書評

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  • 今までこんなに楽しそうにマラソンのレースを走っていた人がいるだろうか。
    42キロも走っているのだもの、絶対に疲れていないわけがないのに、笑顔でゴールしたその姿はまだ目の裏に残っています。

    生まれついてのマラソンランナーだったのかと思いきや、ずっと中距離ランナーだったこと。
    家族からは陸上競技を続けることをなかなか認めてもらえなかったこと。
    それでも素顔はおしゃれが大好きな普通の女性であること。

    などなどが赤裸々に綴られていますが、何よりも何よりも強く感じるのが小出監督への絶対的な信頼感。
    これほどに信頼できる人に、自分の才能を見出され、伸ばしてもらえたことはこの上もなく幸運な出会い。

    幸運な出会いって、ただぼーっと待っているだけではダメなんだな。
    自分の努力も必要なんだ。
    そんなことを気負わずに書いた本。
    彼女の描いた向日葵のイラストがとてもお上手で素敵でした。

  • 請求記号:782.3/Ta33
    選書コメント:
    2000年シドニーオリンピックマラソン女子金メダリスト。女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞。現役引退後はマラソン、駅伝等でスポーツコメンテーターとして明快な解説をしている。スポーツ選手に必読の1冊である。
    (東松山図書課 参事)

  • 資料番号:010094977
    請求記号:782.3/タ

  • Qちゃんの金メダルへの道、というサクセスストーリー。スポーツ選手に有りがちな感じだけど、こうゆうジャンルは結構好き。

  • プラス思考であり周りの人への感謝の念を新たなパワーに代えて自分の存在が有益であることを伝える

  • 冒頭につづられる、シドニーオリンピックゴールの瞬間、そして、小出監督と喜び合うまでの下り、感動します。「42.195km、プラス4百メートル」「二人の夢が、ちゃんと花を咲かせてくれたのだ」。シモン選手と並んで走っているとき、「私たちはいま、二人で風を切り分けて走ってるんだ」「できることなら、このまま走りつづけたい。20kmでも30kmでも、ずっとこのまま行きたい。風になっていたい」 文章中に何度か、「風になる」ことが書かれていて、それに全く不自然さがなくて、むしろすごく自然で感動する。うらやましい。私も、風になりたい。

  • Qちゃん、大ファンです。
    あの笑顔と努力はみんなに夢を与えてくれました。

    もう一冊の方も読まなくちゃ。

  • 走ることの楽しさを学ぶことが出来ました。この本、高橋尚子さんから受けた影響はかなり大きい!この本を読んでいなかったらフルマラソン走ることはなかったと思う。

  • この本を通して知らなかった部分を知ることができました

  • BOOKOFFで100円。走りたくなります。

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著者プロフィール

熊本外語専門学校講師

「2023年 『JLPT日本語能力試験N4 完全模試SUCCESS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋尚子の作品

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