- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344001343
感想・レビュー・書評
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絶対にこちらから読むべきだった。
今の話の様で少しテクノロジーがすすんだ世界のお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ男女を主人公にした本
『MADE IN HEAVEN』
彼-カゼミチの目線で描かれた物語。
ある出来事からそれまでと全く違う身体で生きることになった男・カゼミチ。
彼は恋をした。
生涯で最愛の女と暮らす毎日。
でも、彼女に本当のことを告げることは出来ない。
不意に彼はタイムリミットの存在を知る。
時間は刻々と迫ってくる。
彼が選んだ結末。
最後まで貫いた想い。
『僕たちには、いつも時間が足りない』 -
はじめて読んだ桜井亜美作品。
本気で泣いた!!!
個人的には絶対にkazemichiサイドから読むべきだと思う!!
事故で全身サイボーグになり、痛覚も生きてる感覚も失ったカゼミチ。
ジュリを思う気持ちと、サイボーグでありジュリを騙している自分に自己嫌悪になりながら、ジュリを愛してる姿は本当に泣ける。
サイボーグの恋愛小説ってよくあるけど、これはサイボーグがどこまで人を愛せるか、自分の体はいつまでもつか、自分が死ぬまでにどれだけ彼女を愛せるかと苦悩しているカゼミチの思いがすごく強く、すごく切ない。 -
読み漁った
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最初は「ん?」って思ったけど、最後まで読むと結構面白かったです。カゼミチが最後の最後にジュリの笑顔を見れてよかったと思いました。
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15歳の時に大事故に遭い、身体の大部分を人工物に取り替えられたカゼミチ。恋人のジュリにも言えない秘密を抱えていた。人工心臓の寿命もあと少し…。そして、カゼミチは…。
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カゼミチ目線。こっちのが好き。
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体は偽者かもしれない。でも心は本物だ。それを証明する。
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Juriと連想したお話です。
謎を紐解くことよりも時間経過を大事にしたい方はこっちから読むことをオススメします。
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こちらはカゼミチ側から描かれたもの。
Juriを読んでストーリー自体はわかっていたけれど、その時その時のカゼミチの想いが痛い程に伝わってくる。
その方法をを選ばなくてはならなかった彼の心情を思うと、あまりにも悲しくって切ない気持ちになる。
彼のジュリへの想いも本物で、お互いに精神的な部分を支えている相手。
それなのに、一番大切に思う人に、自分を隠していかなければならかったことは辛いと思う。
彼の秘密が次々にわかっていくのにはドキドキする。
これももちろん俊くんがカバーモデル。とってもおすすめ。2冊とも読んでほしい。どちらから読むべきか・・。私はJuriからだったからなあ。Juriからでいいんじゃないかなあ。 -
あのメールは反則だ!
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カゼミチ側からのジュリへの愛情。貫き通す想いが素敵過ぎる。
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感想って一言じゃ言えないけどすごく泣けましたね。
「愛するってこととは」ってことについて久々に純粋に考えた。
ジュリが「カゼミチが何者であってもいい。たとえロボットだったとしても私の愛したカゼミチは、そのカゼミチでしかない。」っていうとことか。
「これが本当に誰かを愛したときの感情だよなぁ」って思った。
…私も将来こんな風に誰かを愛することができるだろうか? -
何か本が読みたくて、帯に岩井俊二のコメントが載っていたし、表紙の写真が蜷川実花さんだったので、購入。現実離れしている内容だけど、とても切ない。カゼミチの側から書いたストーリー
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初めて読んだ桜井さんの本です。KazemichiとJuriという2バージョンありますが、このKazemichiから読んでほしいと思います。その方がきっとJuriの内容がよくわかるし、心情を捉えやすいと思います。個人的にはKazemichiの方が話として好きです。
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じゅり版よりこっちのほうが好きだった。個人的には。
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帯見て即購入。
これまたラストが切ない。。。
想像以上にいい作品でした。
kazemiti版しかまだ見てないから、機会があればJuri版もよんでみたい。 -
ラストがかなり悲しい。
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悲しいけど美しくて強い。
フォトは写真家の蜷川美香さん。