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- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344001954
作品紹介・あらすじ
基地の無電壕から連絡を受けた指揮所の中が騒然となる。「全機出撃!」待機所にいた搭乗員は愛機に向けて疾駆した。エンジンはすでに整備員によってかけられ、唸りをあげている。紫電改が邀撃のため次々に土埃を舞いあげて離陸していった。空中戦では相手より高度をとっていた方が有利に展開できる。紫電改の編隊は格好の位置についていた。これならいける。迷うことはない。「今日こそB29機を撃墜してやる」。特攻ではなく、祖国を守るために闘い抜いた感動の青春。
感想・レビュー・書評
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小説として面白くする意図のフィクションをあまり入れず、史実に忠実に沿いながら著者の思いを登場人物に仮託して仕上げている様です。私もあまり知られていない紫電隊のことを勉強させていただくつもりで読みました。紫電隊や剣部隊は航空エリートですが、彼らの同期の多くは特攻隊にしたてられています。当時の彼らの思いを想像すると切ないです。
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