鬼のこれだけはするな: 結果を出す人出せない人

著者 :
  • 幻冬舎
3.15
  • (0)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344003651

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • owner:Toyoyama

  • 2012/2/13

  • 参考箇所
    【報告十カ条】
    1.催促される前に報告する。催促されてからするのでは遅い。仕事を終えたらまず報告、ただちに報告。
    2.「何々の件を報告します」と言ってから報告する。はじめに用件を言うのは、多くの仕事を抱えて いる上司に対する礼儀である。
    3.報告は結論を先に。仕事は結果がすべてである。報告も原則的に結果がすべてである。
    4.報告は事実を言う。うそはつかない。想像を加えない。上司は事実のみを欲している。
    5.数字、数値で報告する。「もう少しで終わります」ではなく「80%終了いたしました」と、状況を 数字でとらえて報告する。
    6.箇条書きで報告する。脈絡なくだらだら話してはならない。内容を事前に整理し、箇条書き式に 話せ。
    7.悪い報告ほど早くする。悪い報告をするのは気が重い。しかし、先延ばしにすると事態はますます 悪化する。責任追及を恐れてはならない。
    8.詳しい報告をする。「報告は簡潔に」というのは、上司が優れた想像力を備えている場合に限られる。現実的には、上司は部下の報告が少ないことにいらいらしている。結果の次に状況・背景・付 帯条項などを詳しく話す。
    9.主観は求められた場合のみ述べる。自分なりの意見や評価は、上司から「君の意見は?」と聞かれ てから述べる。聞かれなければ述べない方が良い。
    10.代案を二つ以上用意する。仕事は常に「次はどうする」の連続である。
     「それで君の考えは?」と聞かれたら、A案B案の二案を準備して答える。

    【会議七ヵ条】
    1.一回の会議に、最低三度は発言する。そのために準備する。意見を持たずに会議に臨むから、人の 言いなりになるしかないのである。事前に自分の考えをまとめ、メモしておく。
    2.真っ先に発言する。静かで気詰まりな一瞬がある。なんとなくまわりを見、出方をうかがう。その とき一人が手を挙げる。「発言します」。それがあなたである。
    3.はじめに結論を短く言う。続いてその理由を述べる。ポイントを整理し、箇条書き式に言う。セン テンスは短く、歯切れ良く、接続詞や修飾語は使わない。
    4.白黒、イエス・ノーをはっきり表現する。右でもないし、左でもない、どっちつかずのことをいう 人がいる。評論家という。ビジネスの世界に評論家はいらない。賛成か反対かをはっきり言える人になれ。
    5.大きい声で話す。声の大きさと説得力は比例する。良きににつけ悪しきにつけ、会議は大きい声の 持ち主が勝つ。
    6.「木村君はどう思う」と聞かれて、「同じです」と言わない。「課長と同じ意見です」で済ませる のは横着である。課長と同じ内容になっても良いから、必ず自分の言葉で、自分の考えとして話す。
    7.冷静に聞き、冷静に話す。自分が形勢不利になると、血相を変えて攻撃に出る人がいる。まわりの 人は「この人に話してもむだだ」と思うようになる。自分の意見を強く主張するのは良い。しかし、感情的になってはいけない。

  • 職場の鬼の方へ。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

昭和16年東京生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒。昭和63年、教育の㈱アイウィル設立 代表取締役社長、平成28年より主宰。
著書『指導者として成功するための十三の条件』(高木書房)、『上司が『鬼』とならねば部下は動かず』(プレジデント社)他。

「2022年 『勝利の道を行く ナンバー2になれる人 なれない人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

染谷和巳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×