- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344003651
感想・レビュー・書評
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owner:Toyoyama
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2012/2/13
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参考箇所
【報告十カ条】
1.催促される前に報告する。催促されてからするのでは遅い。仕事を終えたらまず報告、ただちに報告。
2.「何々の件を報告します」と言ってから報告する。はじめに用件を言うのは、多くの仕事を抱えて いる上司に対する礼儀である。
3.報告は結論を先に。仕事は結果がすべてである。報告も原則的に結果がすべてである。
4.報告は事実を言う。うそはつかない。想像を加えない。上司は事実のみを欲している。
5.数字、数値で報告する。「もう少しで終わります」ではなく「80%終了いたしました」と、状況を 数字でとらえて報告する。
6.箇条書きで報告する。脈絡なくだらだら話してはならない。内容を事前に整理し、箇条書き式に 話せ。
7.悪い報告ほど早くする。悪い報告をするのは気が重い。しかし、先延ばしにすると事態はますます 悪化する。責任追及を恐れてはならない。
8.詳しい報告をする。「報告は簡潔に」というのは、上司が優れた想像力を備えている場合に限られる。現実的には、上司は部下の報告が少ないことにいらいらしている。結果の次に状況・背景・付 帯条項などを詳しく話す。
9.主観は求められた場合のみ述べる。自分なりの意見や評価は、上司から「君の意見は?」と聞かれ てから述べる。聞かれなければ述べない方が良い。
10.代案を二つ以上用意する。仕事は常に「次はどうする」の連続である。
「それで君の考えは?」と聞かれたら、A案B案の二案を準備して答える。
【会議七ヵ条】
1.一回の会議に、最低三度は発言する。そのために準備する。意見を持たずに会議に臨むから、人の 言いなりになるしかないのである。事前に自分の考えをまとめ、メモしておく。
2.真っ先に発言する。静かで気詰まりな一瞬がある。なんとなくまわりを見、出方をうかがう。その とき一人が手を挙げる。「発言します」。それがあなたである。
3.はじめに結論を短く言う。続いてその理由を述べる。ポイントを整理し、箇条書き式に言う。セン テンスは短く、歯切れ良く、接続詞や修飾語は使わない。
4.白黒、イエス・ノーをはっきり表現する。右でもないし、左でもない、どっちつかずのことをいう 人がいる。評論家という。ビジネスの世界に評論家はいらない。賛成か反対かをはっきり言える人になれ。
5.大きい声で話す。声の大きさと説得力は比例する。良きににつけ悪しきにつけ、会議は大きい声の 持ち主が勝つ。
6.「木村君はどう思う」と聞かれて、「同じです」と言わない。「課長と同じ意見です」で済ませる のは横着である。課長と同じ内容になっても良いから、必ず自分の言葉で、自分の考えとして話す。
7.冷静に聞き、冷静に話す。自分が形勢不利になると、血相を変えて攻撃に出る人がいる。まわりの 人は「この人に話してもむだだ」と思うようになる。自分の意見を強く主張するのは良い。しかし、感情的になってはいけない。 -
職場の鬼の方へ。