- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344006911
作品紹介・あらすじ
ももこワールドのルーツをめぐる楽しいエッセイです。
感想・レビュー・書評
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さくらももこさんより6〜9歳年上の自分の両親にとって、70年代は青春時代を過ごしたタイミングだと思う。その空気感を知ることができてよかった。
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さくらさんとは4歳しか違わない。
だから見てきたものが一緒ですっごく親近感。
だけど、さくらさんほどテレビは見てないかも(笑)
すっごくいろんな事覚えてて、私はミルコさんと一緒だわ。そんなに覚えてない感じが(笑)
さくらさんの本は、とってもホッとするな~ -
70年代についての会話形式エッセイ
いつものような面白い話や著者の世界観というよりは、70年代の様子が詳しめに書かれている。
良き古い時代の空気感が素敵。 -
全く世代では無いが懐かしさは伝わってくるし、70年代って良い時代だったんだなあと思えるエッセイ。語り形式で書かれた部分も多いのですぐ読める。
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大好きな本。さくらももこの記憶が幼少期からしっかりとあることに驚く。また、幼少期から自身の感情を細やかにとらえていることにも感動する。さくらももこはテレビや漫画をたくさん見ているだけでなく、よく内容を覚えており、自分なりの見解がある。だから読んでいておもしろい。
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「70年代のがんばりつつも間抜けなとりあえず平和なでもちょっと寂しげなそんな匂いをいとおしく思う。」
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1965年生まれ、ちびまる子ちゃんのさくらももこさん「ももこの70年代手帖」、2004.9発行です。お馴染み同年生まれのミルコさんとのボケとツッコミですw。私にとっては70年代は20代ですが、お二人にとっては、幼・小・中でしょうか。子供の頃から頭脳明晰、とてもよく覚えておいでです!ボーリング、ペヤングソースやきそば、クレアラシル、使い捨てライター、江川と小林のトレード(阪神ファン急増)、山口百恵、南沙織、兼高かおる世界の旅、なごり雪、神田川、精霊流し、オールスター家族対抗歌合戦、ドカベン、がきデカ・・・!
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ももこさんと同年代なので、どの話もよくわかった。
それにしても、思い出を語るだけで、本になるなんて、売れっ子はいい商売だね。
この時期、テレビの注目度は抜群で、ももこさん程度に覚えているひとはたくさんいると思う。
対談相手の「ミルコ」という人が、(多分幻冬舎の編集者なのだろう)覚えてなさすぎな気もするが、いいとこの子(金持ちという意味でなく教養のある親の子という意味)は昔からテレビを無制限に見ることはできなかったので、ミルコさんはそういう家の子だったのではないかと思う。馬鹿でなければ、覚えているはず。
テレビを見放題というのは共働きや商売をしている家の子の特徴で(もちろん、そうでない家もあるでしょうが)、同じく共働き家庭に育って、70年代はテレビを友として育った人間としては、切ない気持がある。
ももこさんは身に付けた情報を仕事に結び付けられた、まことに稀有な勝者なのだな、と思う。