豊臣秀吉の経営塾

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007543

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  • 豊臣秀吉の生涯から学ぶべきところを対話形式で進行しつつ、まとめられている本。
    参考になる部分があり、おもしろい。

    <メモ>
    ・できっこないプロジェクトを成功させるための五カ条
    ①しぬ気でやればできないことはない
    ②目的を明確に示したうえで、信頼関係を作る
    ③お前のためなら一緒にしんでも構わないという士を得る
    ④用意周到な準備を行う
    ⑤徹底的に考えて、自らの弱点を強みに変える

    ・成功するベンチャー共通点
    ①経営者が長時間労働している。寝ても覚めても仕事
    ②新しい時代の波に乗った仕事をしている
    ③自分が得意とする分野で一点集中で勝負している
    ④経営者が仕事を楽しみながらしている。苦労を感じさせない顔
    ⑤経営者が常に背水の陣で勝負している。毎日が命がけ
    ・難しい交渉をまとめるための五カ条
    ①相手の立場を理解して、言い分を聞く
    ②相手をつぶさない
    ③約束は命がけでも守る
    ④情報を操作する
    ⑤相手の懐に飛び込んで、誠心誠意で説得する
    ・部下をやる気にさせるための五カ条
    ①勝てる状態をつくり、その上で戦をする
    ②家臣は家族と同じに扱う
    ③武運つたなくなくなった者への気配り
    ④自らを犠牲にしてまで組織のために尽くす人間を評価する
    ⑤細かな失敗をとがめない
    ・大きな会社に飛躍するための五カ条
    ①人材は見つけるものではなく、育てるもの
    ②適材適所で人を活かす
    ③参謀をスカウトする
    ④聞く耳を持ち続ける。暴言を吐いた家臣を許す
    ⑤偉くなっても下の人に気さくにはなしかける

  • 秀吉の人当たりがいい面・歴史的な出来事や失敗……それだけでなく、平民から天下を取るまでに見上げてきた道筋。そのために、どんな工夫をして、どう頭を使い、人を活かし、ピンチをチャンスに変えてきたのか。
    これを、ビジネスの視点から浮かび上がらせるというのが斬新ですね。
    城の築城一つとっても、こういう描き方をされると 返って情景や息遣いがリアルに感じられてワクワクします。
    工夫はすればするほど、道が開けるのだなぁと学ばせてもらえる一冊です。

  • 何でもいい点を取り込もう。

  • 個人的に好きな本。

    豊臣秀吉のベンチャー精神はすごい。

    コミュニケーションが上手なとこも尊敬。

    なんてたって、カリスマ的に出世しましたからなぁ♪

    参考にさせて頂きます。秀吉さん!

  • 秀吉が現代によみがえり塾を開く。
    経営、人生の悩みを秀吉の考えで答える。

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著者プロフィール

北見 昌朗(キタミ マサオ)
北見式賃金研究所所長
1959年、名古屋市生まれ。大学卒業後、経済記者として主に中小企業数千社を取材。新聞社を退社し、1995年に独立。株式会社北見式賃金研究所を設立し所長に就任。上場企業ではなく中小同族企業を対象にした専門の人事・賃金コンサルタント業を始める。地元愛知県だけでなく、首都圏や関西圏等で数万人の給与を毎年調査分析している。
『小さな会社が中途採用を行なう前に読む本』『図解 小さな会社の退職金の払い方』(共に東洋経済新報社)など、30冊を超える著書がある。

「2023年 『これだけは知っておきたい! 中小企業の賃金管理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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