ヤンキー先生の教育改革: すべては子どもたちのために

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 28
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007949

作品紹介・あらすじ

いざ、教育界に宣戦布告!「権威主義的な制度改革は、もういらない。教育の未来は、オレが変えてみせる-」母校を去り、新しいスタートラインに立ったヤンキー先生が本気で語る、熱血教育論。

感想・レビュー・書評

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  • 義家先生の教育にかける「熱さ」がひしひしと伝わってくる本であると同時に、
    これからの教育界に入っていく上での厳しさを感じた本でした。

    「やさしさと甘さ」を履き違えない厳しい姿勢、カリスマ教師の存在よりも教師集団の結束の強化など、新しい時代の観点からの見方だと感じました。

  • "教師とは、子どもたちの未来を作る仕事"
    "ぬくもりは自分の生活ではなく、未来に怯えている子どもに向けられるべき"

    "表面的な制度をいくらいじっても、教師や親など子どもの教育に携わる大人たちが『当たり前のこと』を見つめなおさな

    いかぎり、子どもたちの『震え』は止まらない"
    "『当たり前のこと』を見つめ直すとは、つまり教育の原点に立ち戻って考えるということ"

    教育の原点=『子どもたちを理解する』≠「子どもの考えを何でもかんでも受け入れて好きなようにやらせる」

    "子どもたちをわかろうと思ったら子どもたちのことをきちんと『見る』こと"
    "人間同士がわかり合うためには、しっかり話をする以上に良い方法はないだろう"

    "仮に99%が取り越し苦労だったとしても、100回に1回は重大な問題に気付く事ができる"
    "それで生徒を苦しみから救うことができるなら、99回の『ノック』は無駄ではないだろう"

    "今の教師が生徒に与えなければいけないのは、『畏怖感』ではなく『安心感』"
    "子どもたちはいつも誰かに自分の事を見てほしがっている"

    "問題を完全になくすことはできなくても、それに取り組むことによって、子どもたちを成長させることはできる"
    "青少年問題を一切なくして、教師たちがラクをするために教育があるわけではない"
    表面的な問題を解決しよう=遠く離れたところから『光』を当てる→その『影』として新しい問題が浮上する
    "大切なのは『問題をなくす』ことではなく、その問題から『子どもたちを救う』こと"

    "未来は『マニュアル』では作れない"
    "教育を受けるこどもたちは、全員が異なる未来に向かって成長していく"
    "さまざまな人々との出会いや触れ合いによって『未来』が切り開かれる"

    "子どもの『人生』に責任を持つのではなく、子どもの『成長』に責任を持つのが教師の仕事"
    "教師が生徒の成長に責任を持つためには、自分自身の成長にも責任を持たないといけない"

    "一人で立っているから『辛い』が、そこに誰かが関わって支えになることで『幸せ』が近づく"

    "すべては子どもたちのために・・・"

  • 分類=義家弘介(ヤンキー先生)。05年6月。

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