いのちの川: 魚が消えた「多摩川」の復活に賭けた男

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018365

作品紹介・あらすじ

高度経済成長に沸く、昭和40年代。都市河川の象徴である多摩川は、人々が垂れ流す生活排水に汚染され、奇形魚の棲みかと化していた。その「死の川」に、雨の日も風の日も足を運び続ける男がいた。泥まみれになって、生き延びている魚を探し、魚道を掘る。石鹸と合成洗剤の味がする魚を食べ、水質状況を確認する。多摩川清流化に、たった一人で挑み続けた男の感動の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 多摩川について知りたくて、読んでみた一冊。多摩川に対する愛情はもちろん、口だけじゃなくアイデアを出し、行動し、それで実際に少しずつ変わってきている多摩川が語られていて希望を持てる一冊でした。そしてまだまだ自分は多摩川のことをなんにも知らないんだなと。また多摩川沿いを走るときは、少し多摩川の中ものぞいてみたくなりました。^^

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著者プロフィール

水辺の安全教育委員会、ガサガサ水辺の移動水族館館長。川崎河川漁業協同組合総代。「おさかなポスト」創設者『おさかなポストの会』代表。川崎市特別派遣講師(理科)東京都レッドデータブック選定委員。2012年関東川の日ワークショップ賞入賞など2006年より数々の環境関連の受賞がある。

「2012年 『多摩川のおさかなポスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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