- Amazon.co.jp ・マンガ (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344018761
感想・レビュー・書評
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どうしたら好きになれるんだろう、好きにならなきゃ、すーちゃんの葛藤がすーっと穏やかに私の心に伝わってくる。やさしいすーちゃんに私の心がなぜか癒されるようで・・・。
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すーちゃんが決心するまでのモヤモヤ感、決心した後のひらけた感。もう何度か通った道だけど、すーちゃんとおんなじ気持ちで、今更ながらホッとした。
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益田ミリさんのイラストの中の主人公は
私に似ている。
ご自分がモデルなら、益田さんと私が似ているということ。
だからすごく共感する。
仕事で身体を酷使した訳じゃないのに
嫌いな人と一緒に働くだけでどうしてこんなに疲れるのだろう。
日々感じているそんな気持ちを表したエッセイです。 -
立ち読み。
すーちゃんとあかねちゃんのもやもや話。
すーちゃんのは共感できるが、あかねちゃんのは共感できなかった。
なのですーちゃんの話に限った感想。
仕事をやめてほしくはなかった。
誠実な人が追いやられるのは辛い。
でも、戦うことが全てではないんだ、と思えた。
そもそも勝ち負けの問題じゃないしね。
すーちゃんはやさしいひとだなぁー。 -
ああーその気持ちわかる!と共感できるとこがいっぱい!
ほかにもシリーズがいっぱいあるみたいだから、是非読みたい! -
何か参考になればと思ったけど、やっぱ、このシリーズは独身女性の物語でした。でも、すごく気持ちのわかる作品でした。
すきなマンガです。 -
コミックエッセイ。
「まじめだね。なーんて、冗談〜」
自分の希望が通らないと、ふざけた調子で厭味を吐いてくる店員の向井さんに、疲れてしまう店長のすーちゃん。
向井さんの毎日の悪口が「おまえはやるなよ」という脅迫に感じてるのに、そんな人に何も言えない自分が、一番嫌になってる。
一方、キャピキャピな木村先輩の面倒をみないと、周りに泣きつかれて、悪人にされるあかねちゃん。
嫌いな人を好きになろうとして、できない自分に苦しまなくてもいいんじゃないか。
すーちゃんの答えに共感しました。 -
渡邉が久しぶりに読んだ漫画でした。絵もセリフもシンプルでゆるい感じなので、印象通りゆるーい話なのかと思いきや・・・扱っている内容はなかなか重いことに後半気づきました。
一言で言うと「今どきの30代女子」がテーマ。メインテーマ;職場の人間関係、裏テーマ;結婚という感じです。主人公のすーちゃんといとこのあかねちゃんが日々、悩み感じたことが長い四コマ漫画みたいに、短いセリフでとつとつと綴られていきます。
最初のうちは、二人ともとりとめもない思いで堂々巡りをしていて、発展がないように思えました。でも、終盤、この「とりとめもない悶々」がそれぞれの人生の転機につながります。軽い漫画と油断していた私は、急にシリアスな展開になり不意を突かれました。
(人によっては「そんな風に人生決めていいの?」と思うかもしれませんが・・笑)
二人の悩みは誰もが経験しそうなもの。あっちゃんが言っていた通り、お店で立ち読みする人が多いのもわかります。でも、だからと言って、単なる30代受け狙いと片付けられない気もするのです。この漫画、ゆるいようでいて、ところどころはっとする言葉が出てくるのですが、その中のひとつに以下があります。
あかねちゃん;心の中が不安でいっぱいになるくらい、あたしにはあたしの人生がずっしり重たいんだもん。誰にもあたしの人生を軽く見積もられたくはないんだ。
「仕事」も「結婚」も、ありきたりなようでいて一人一人にとっては深刻な問題。決心もいるし、勇気もいる、ときには犠牲もリスクも伴う。表現の仕方としては軽くても、今の30代やその周辺の年代が直面している人生の課題を、浮き彫りにしているように私には思えました。ちょっとかしこまりすぎた捉え方かな(笑)。
ちなみに、関連リンクとして以下をご紹介します。
NHK首都圏プロジェクト ミドルエイジクライシス 『女性たち ゆれる生き方』
http://www.nhk.or.jp/shutoken/project/mc2/
先週、朝のニュースで毎日見ていたドキュメンタリー。同じ「30代女性の悩み」を扱っても、一歩伝え方を変えると危機感、切迫感があります。ゆるいマンガでもその背後にある現実は、社会問題化するほど厳しいんですね。
以上、感想遅くなってごめんなさい!!あっちゃん、ご紹介本当にありがとう! -
内容がタイムリー!
今日、決定的に『大っ嫌いだ!!』と思った職場の同僚(2人)。
もちろん口に出す事なんて出来ず悶々とし、その気持ちをとりあえず日記に書いた2時間後、ブラっと入った本屋でこの本を見つけた。
私って、こういう引きがあるんだよなぁ。
しかも、主人公すーちゃんと同い年だし。
読んでみると、『分かる分かる。』と共感する所が多い。
だけど、すーちゃんってやっぱり『優等生』で実際にいたら面白くない人間ではないか?
すーちゃんみたいな良い人に憧れつつ、多少の反感も感じてしまう。
私は嫌いな人から逃げずに戦っていく結末が見たかった。
すーちゃんの決心はアリだけど、そう出来ない人間の方が多いと思う。
って、熱くなってしまった。。。
はぁ、生きて行くって大変よね。 -
私自身はまだ学生で、すーちゃん達の世代では無いのですが…このシリーズ好きです。
読んでいると共感出来る部分たくさんあるし「無理しなくて良いんだな」って気持ちにさせてくれます。
色々あるのが人間だもの。
絵柄もシンプルで癒されるので気軽に読めます。