- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021839
作品紹介・あらすじ
井の頭公園の奥深くひそむ、夜にしか開かない図書館。"龍"を祀る旧家に育った血のつながらない兄妹が、時を経て再会した。消し去れない想いを抱き合うふたりは、記憶と今を結ぶため故郷を訪れる。
感想・レビュー・書評
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途中までは惹きつけられて
スイスイ読みましたが
最後のキリコさんが登場してからが
ん?ん?ん?とスッキリしない部分が多く
久々に 好きな村山作品に出会えたと
思ったのに 残念でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雰囲気はとっても好みでした。
もう少し深く、長い?物語だったらいいなーと思います。
みなさんが書かれているように、
もやっと、で終わります。
あれってなんなの?
キリコさんの正体は?
兄弟はともかくオリエはそれでシアワセなの?
図書館はなぜそこに?
謎が解ける続編を書いてください。笑 -
ファンタジー系という感想を先に見てしまい、この本を手にした事を後悔するも、一旦読もうと思って手にした本を読まないままにしておくことにも敗北感がついてまわり愉快ではない。なので読み始める。
しかーし。ファンタジー系が苦手にも関わらず、なんだこの自然な導入感は。はて、どこまで抵抗感がないまま読み進めていけるのか。そこがちょっと楽しみになってきた。
半分以上読み終えた。
どうした事だ、面白い。
読み終えた。
が、中盤までは確かに面白く読めたのだが、
以降は置いてけぼりになった感。
この本が好きじゃなかったというより、村山ファンタジーワールドを理解する気力を持続出来ないまま読了してしまった、ゆえの星3つ、とあいなりました。しかしながらファンタジーが苦手というカラに少しヒビを入れてもらえたかも。 -
龍にまつわる結構壮大?なファンタジーで、はじめこそぐいぐい読めましたが、最後が結局よく分からないまま終わってしまいました…。私の読解力がないだけ?
でも夜中にしかやっていない広い図書館は、本好きとしては1度は行ってみたいです。選ばれた人しか行けないみたいですけど…。 -
この手のお話は 入り込めない…
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なんとも不思議な世界。
禁断の愛?ともとれる内容でしたが、それなりに読み進めました。
龍の存在の奥深さには興味を持ちました。
大きな図書館、不思議な図書館。
あったら楽しそう。
この図書館の雰囲気は、なんとなくアニメ的なイメージがありました。 -
ファンタジーな感じはどちらかというと好きではないけれど、村山さんなのでさくさく読めました。
村山さんの表現の仕方が好きです。 -
表紙の綺麗さに惹かれて借りた本。夜にしか開かない図書館と龍の伝説をかけてあって途中までは凄く引き込まれたのに中盤あたりから訳わからず。オリエが主人公かと思っていたらどうもそうではないらしく、オリエは中途半端に放置されたままだしキリコも放置状態。結局はスグルとマナミの事だけラストで語られてるけどそれさえも微妙。すっきりしない読了感。
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ファンタジーは好きじゃないんだけどなぁ、あまりにも生々しいので単なる官能小説のようにも?
時間は必ずしも一定方向にだけ流れるわけじゃないし、過ぎ去ったきり戻らないわけじゃない。時間を自由に往き来できるあれらと輪廻転生を繰り返す私たちとで度々出会っている
龍神伝説やアイコンとしてのドラゴンはとても興味をもっていたけれど、孤独だったとか、さも実在していたかのような世界で、その入口はどこにでもあるという。
いや、見えないだけでそれはもうここにいるのかもしれない。
私の夫は龍なのだ。