フェイスブックをつくったザッカーバーグの仕事術

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022096

感想・レビュー・書評

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  • 似たような本が多いけど、カテゴライズが明確だから読みやすい。フェイスブックの方向性とザッカーバーグの人間性は、すべての人に共有できるものではないと思うが、共感できる点も多くあった。課題を作り熱中する。ハッカーの思考はコードが書けなくても、必要なものであることは間違いないと思う。

  • 若くして、驚異的なスピードで世界的な企業を作り上げたフェイスブック、マーク・ザッカーバーグに学ぶ仕事術。
    マークの理念は「世界の透明性を強める」「人々の生活を豊かにする」「お金に縛られない」
    もちろんご本人が書いた本ではありません。

    同じ世界的なIT企業のアップル、グーグルとの対比が至る所で語られます。
    グーグルとの対比、グーグルが人と情報を結びつけ、情報をコンピュータで収集し分配するトップダウン的手法であるのに対し、
    フェイスブックは人と人を結びつけ、情報は人々の賛成「いいね!」によって浮き上がってくるというボトムアップ的手法である、という部分が面白いと思いました。
    また、利益先行ではないプラットフォームを広く提供することでシェアを伸ばす考えは、3社に共通です。それによって周辺企業から質の良いアプリが提供され、ユーザーが利益を得る→増える→周辺企業もフェイスブックも儲かる、という好循環が産まれるようです。
    インターネットを主戦場にする会社にとって、ユーザー囲い込みといった独占的な考え方は遅れをとるようですね。

著者プロフィール

1956 年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。/慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。/トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。/一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている。

「2020年 『渋沢栄一・野村克也 各4冊ラックセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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