- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344023680
作品紹介・あらすじ
日中、「尖閣」戦争、TPP、対北朝鮮、欧米による文化侵略。表題作「『尖閣戦争』開戦前夜」のほか、渾身の力作「日系ブラジル移民『勝ち組』が信じたい情報」、「思い邪なる者に災あれ」の豪華3本の描き下ろしマンガ合計110ページ収録。
感想・レビュー・書評
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終戦直後の在ブラジル日本人社会における混乱については全く知らなかった。情報を多角度から多様に取り入れる事、大事だけど大変であることを再認識する。
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ほぼ10年前の本だけど、今になって氏の安倍総理評価がわかる。亡くなった人にムチは打てないけど、本当に保守だったのか、評価できる時期だし、漫画も含めてるからすごくわかりやすい(やや主張に基づいた見方による描写だけど)
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ネトウヨって小林よしのりの子どもなんじゃないかなぁ、と思って改めて読んでみた。
ネトウヨに対する批判も多いんだけど、その様子はグレた子どもを説教する親父のようだった。 -
「人は信じたい情報しか信じない」で戦後ブラジルを例に挙げるのはどうかな?これは洗脳でしょ。わかって書いているとしか思えませんが・・・
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この本のテーマである、尖閣・反原発・反アベノミクス・慰安婦問題・女系天皇・・・これらについては、著者の考えに多くの同調を感じる。まぁそれはどうでもよい。この本で最も面白いのはブラジル日系人「勝組」の話だ。ブラジル日系人の8~9割が、第二次大戦で日本が勝ったと信じる「勝組」であった。しかも戦後20年以上経っても、それを信じていた人たちも多かった。全く信じられないことであるが、今でもエセ情報に踊らされている我々を顧みれば納得も出来る。著者はあとがきでこう記す。日本の自称保守が左翼に過ぎないことを何時になったら気付くのであろうか。富裕層のみが恩恵を受けるバブルに浮かれる国民になるべく早く天誅が下ることを、わしは期待している。破滅の中からしか希望は生まれない。イラク戦争の大儀の不在・反小泉改革・脱原発・反TPP・反アベノミクスを訴えてきたが、すべてダメだった。(全て日本国民の少数意見だ)ついに失望に慣れてしまった、と。私も来週末の参院選に何の希望も持っていない。未来は無いのだろうか。しかし最後のこの言葉に救われた。「わしは益々意欲的である。」
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まだ、安部の支持率高いって……。
このマヤカシが、いつまで続く? -
小林よしのり氏については、正直あまり真剣に対峙したことはなかったのだが、ネトウヨ、自称保守、安倍晋三、脱原発、TPP等の分析は、理屈が通っていて、説得力もある点が多かった。以前見た動画の討論番組で、慰安婦発言でいただけない部分もあったのだが、今後も注視してみたい。
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小林よしのりさんでも出版だけでは
赤字なんだね。。 -
ブラジルの日経移民の話は衝撃的だった。ただ、これほど情報が氾濫している今でも自分の信じたくない情報には耳をふさいでしまう人はたくさんいるし、自分への自戒としたい。
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帯表
どうせ勝つ、絶対勝てる-。
(と、人は自分が信じたいことしか、信じない)
帯裏
嗚呼なぜ、こんなことに!?
いま日本と中国はギリギリのところにある。強烈な反日教育で育った最高指導者・習金平は今年、尖閣諸島まで12分で到達する戦闘機を基地に多数配備した。中国は、戦争をやりたくて、うずうずしている。経済を中国に頼り切っているアメリカは、もはや日本の戦争の頼りにはならない。アメリカになんの国益もないからだ。失うもののない中国。戦争を仕掛けられたが最後、失うだけの日本。均衡はすでに壊れている。ともにナショナリズムを弄んだ日中の政治家に、回避の道は見つけられるのか?これが、いまそこにある第2次日中戦争のシナリオだ!