女もたけなわ

著者 :
  • 幻冬舎
3.51
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本棚登録 : 295
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023826

作品紹介・あらすじ

恥をかいたり、後悔しながら、「たけなわ期」を生きる皆様へ。人生の心がけが学べる、反面教師的エッセイ。煩悩を笑い飛ばす、生きるヒント満載。

感想・レビュー・書評

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  • 煩悩を笑い飛ばす、生きるヒント満載!

    長い女の一生の中で、全力で恋愛や仕事や遊びに取り組む
    時間と体力のある20代・30代はまさに「たけなわ」と言えましょう。

    いろんな高さのハードルがズラリと並ぶ、女のたけなわロード。
    足を引っかけたり転んだり、恥をかいたり後悔したり。

    それでもなんとかそこを突っ走っている私が見たもの、
    気付いたことを、この本にぎゅうぎゅうに詰め込みました。

    人生の心がけが学べる反面教師的エッセイ。

    **************************************

    (タイトル例)
    彼氏を作る意外な方法
    私より若い娘
    イケメンは尻で箸を割るか
    モテの奥義1
    モテの奥義2・あなたはイチローになれるか
    すれ違いざまの流儀
    お宅訪問はつらいよ
    ふたつのムラ
      ・
      ・
      ・

    42のタイトルからなるエッセイ。
    タイトルから見てもわかるように、内容が幅広い。

    プハッと笑えて、共感できて、気付かされて、新たな発見もあり、
    1冊の内容が濃かった。

    いろんな場面に遭遇し、良い事も悪い事も経験した人じゃないと、
    こういうのは書けへんなと思った。

    わかるわかるってのが多く、読んでてめっさ面白かった。
    すぐに忘れるけど、たまにふと読み返したいなと思った。

  • エッセイと少しマンガ。

  •  「えこだちゃん」の作者のエッセイ(とマンガ)。
     じめっとした視線で、過去の痛い恋愛の失敗や女子における羨望のルール(ダンナさまの年収)等を書いている。
     自分には殆どない視点なので、面白いというより、勉強になった。
     ちなみに、そんな彼女を受け入れた、旦那様はかなり浮世離れしている人と見た。

  • この考え方や経験が江古田ちゃんに活かされたんだなー。
    年齢云々の話、女子同士の駆け引き話面白かった。

  • 女のややこしい、めんどうな、うっとおしい習性。瀧波さんが恋愛経験豊富で、結婚して子供までいる。それだけで妬み羨望その他がむくむく。ああ私も女だ。

  • おもしろかった。笑った。瀧波さんの「1人女子会トーク」はノンストップだ。男子には隠しておきたい女子の生態系や、「あんな事」「こんな事」を暴くネタが満載だった。男性が読むと「女性とは恐ろしい生き物だ」と思ってしまうかもしれない。それほどに瀧波さんは、女子の「ああっ!そこを語っちゃいますか!」というところを見事に引きずり出してくる。途中で、差し込まれてくるマンガもいい。このマンガだけで一冊本を出して欲しいほどだ。「女もたけなわ」という題名も秀逸。

  • 『はるまき日記』がおもしろすぎたため、耐性ができたのか⁈今回はまあまあ。

    同世代ならではの「すっごいわかるー!」や「気になってた!」っていうネタから、「瀧波さん、そりゃアナタ考えすぎだよ(←完全な一人ツッコミ)」とか「私はそこは全然気にならん」というネタまで、30代オンナに共通するよーな、しないよーな嗜好及び思考について、ざっくばらんに赤裸々に書いてあり、いちいち自分に照らし合わせながら読みました(笑)。

    とてもとても個人的だが、エッセイ漫画家で食べてる友達と思考傾向が似てる!と感じる部分が何度もあって、やっぱりエッセイを仕事にできるような人は、物事の捉え方や広げ方がおもしろいんだなーとひっそり思いました。

  • おもしろかった。
    しばしば、くだらない!!と部屋で爆笑したけど
    さすがの着眼点だと思いました。

  • 「江古田ちゃん」作者によるエッセイ+4コマ漫画。女という生き物についての独自の考察は興味深い。「既婚ムラ女性と未婚ムラ女性の話」は身につまされる。文体がちょっとさくらももこに似てるけど、話題が俗っぽいので受ける印象は大分違う。

  • 914.6雑誌GENGER連載

  • 江古田ちゃんはやはり作者の実体験であることが判明。

  • 共感だらけ!かなり爆笑(笑)
    読みやすくマンガもあり面白かった(●^o^●)♡♡

  • 何かもう、赤裸々で必死で右往左往してる「女子」感があふれていて…笑えたけど、疲れました。ちょっとずつ読むのが良いようで。合間に挟まってる漫画は楽しかったです。

  • 「はるまき日記」がおもしろかったので、読んでみた。

    赤裸裸すぎて男子にはオススメできない。

    個人的には、はるまきのドタバタや微笑ましい感じのほうが好き。

  • 図書館にて。
    人気の本だったので予約してみたがすぐ来た。
    意外に人気ない?
    内容は”長い江古田ちゃん”。
    大変共感することも多いけれど、ここまでの本音を私は自分の日記にすら書いたことがない。
    こんな日記が書けたら、読み返した後楽しいのだろうか…。
    江古田ちゃんも全巻持っていて、心から共感できる私だからさぞいい日記が書ける気がするので、ぜひ試してみたい。

  • 同じ著者の育児エッセイよりも、こちらの方が面白かった!

  • 面白いのですが、文章におかずが多くて、読むのに難儀しました。漫画の方が良いのでは。

  • 共感しきりのエピソードからちょっと信じがたいような逸話まで、女の人生に連なるハードルの一部が語られていた。
    もっとも共感したのは「すれ違いざまの流儀」の挿し絵かな…キレイなお姉さん風にしていると道を譲ってもらえるわ、たしかに。

  • 江古田ちゃんの作者さんのエッセイ。妄想ネタがいいですね。道を譲る話とか、乳首の話とか。あと作者さんはいい人なんだなーと。だって…自らの性欲の話なんか書かなくても。。そんな女性なかなかいないよ…!と。ダンナ様がどんな方なのかも気になります。
    私はしばしば江古田ちゃんぽいと言われ、それが不服だったのだけれども、これをよんで作者さんが他人とは思えなかった。。ちょっとの好奇心でワケワカランところへ行ってしまって、え…なんだこれ、ってなるかんじが…_| ̄|○でもそこまでひどい目にはあってないと思うので、私の周りの人はみんないい人ばかりだったんだと思う。。
    そういえば数年前に書店のサイン会に行ったことがあるのですが、作者さんとってもオシャレでおきれいな方でしたよ!

  • わたしはこの著者と西原さんの間の世代(アラフォー前半)だわ。だから、ヘアスタイルに悩む一節も、今の私には白髪問題もかかってくるのよーふふふーと思ったり。楽しく読めました。

  • 『臨死!江古田ちゃん』の瀧波ユカリさんのエッセイ。
    同世代なのですね。
    そして、(あそこまで貫けていませんが)生き方としても、猛禽ではない、という形で分けるなら同じ方に入りますので共感やら苦笑やら。。。
    面白かったです!
    ブスモードに入ってしまった時の気持ち、、、すごくわかる。
    感情的でなく淡々と突き放して書かれているので、より面白いのか?
    言葉の使い方も合いました。
    『はるまき日記』も読みたいなぁ。

  • 201305/江古田ちゃんの瀧波ユカリ先生。漫画もエッセイも面白いなー。着眼点と、簡潔で笑える表現力がスゴイ。

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著者プロフィール

漫画家。北海道生まれ。著書に『臨死!! 江古田ちゃん』『あさはかな夢みし』『モトカレマニア』(以上、講談社)、エッセイ『はるまき日記』『ありがとうって言えたなら』(以上、文藝春秋)など多数。

「2023年 『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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