- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344024939
作品紹介・あらすじ
はなちゃんという、よく笑うおんなの子がいました。コロコロ…クスクス…ケラケラケラ…はなちゃんは、どんなに悲しくても、笑っているばかり。どうしてはなちゃんは、いつも笑っているの?それは、笑顔でいることが新しい笑顔を生むことを知っているから…。
感想・レビュー・書評
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ただ笑っていればいいのではないとは思いますが。「はいチ―ズ」とか無理やりにでも笑ってみると、気分的には効果があると思いますね。
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はなちゃんの笑顔が見れなくなったがもう一度見るために頑張って探すぼくがとてもすごいと思いました。
頑張ったぼくはもう一度はなちゃんの笑顔を取り戻すことができていて感動しました。 -
胸がほわーっと温かくなるお話。いつも笑っているはなちゃんには、ある秘密があって…。ちょっと大人向けではありますが、読み終わると心が切なさと嬉しさでいっぱいになります。(はま)
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3年生朝 2014/2/4
5年生朝 2014/2/18 -
My Little LoverのakkoがStory
荒井良二さんの絵がカワイイ -
どんなときでもケラケラケラ、コロコロコロ、クスクスクスと笑っている女の子はなちゃんがいた。
はなちゃんが笑うとみんなも心が晴れやかになった。
僕はそんなはなちゃんが好きだった。
けれど僕が大人になるにつれて、いつでも笑っているはなちゃんが嫌になってきた。
僕ははなちゃんと疎遠になっていった。
なんでも出来るような気がした僕は広い世界をもっと見ようと海に出るけれど、失敗してしまう。
落ち込んでいるとはなちゃんの笑い声を思い出した。
今、はなちゃんはどうしているのかと、気になり会ってみる。
はなちゃんは成長してきれいになっていた。
相変わらずケラケラケラ、コロコロコロ、クスクスクスと笑っている。
どうしていつも笑っているのか、聞いてみると、昔病気のお母さんが生きていたころ、はなちゃんに笑いの種を植えた、笑いの種は笑い続けるとたんぽぽの綿毛のように飛んで行って他の人にも移る。
はなちゃんはたくさん笑って他の人にも笑いの種を分けてあげて、とお母さんに言われたからだそうだ。
僕ははなちゃんに自分にも笑いの種を分けてと言い、これからもずっと一緒にはなちゃんといようと思うのだった。
笑いの花の種をたくさん飛ばす。
素敵な考え。
何の悩みもなさそうに、いつも楽しそうに笑っているはなちゃんの悲しい過去。
どんなことがあってもいつでも笑っていられたら幸せの方から寄ってきそう。