- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344027145
作品紹介・あらすじ
品位は、ちょっとだけの無理から生まれる。少しの背伸びが、人生を豊かにする。装いから、人間関係、大切にしたい日本語、生き方まで。シンプルにして深遠な美しい歳の重ね方。野に咲く花のように自分らしく生きるヒント。
感想・レビュー・書評
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近くのイオンのスタバに
楽しそうに談笑しているおばあちゃんがいて、
友達と「どんなおばあちゃんになりたいかなぁ〜」って話をしたのが本を手に取るキッカケ。
凛として、優しく包み込むように笑うおばあちゃんになりたいなぁって思い、
まさにその印象な八千草薫さんの
生き方の心得が覗ける一冊です。
◎印象に残ったこと
・品格は相手のことを思いやる気持ちの現れ
・特別なことを話そうと気負わず、感じたままのこころの言葉を送ること
・すぐに御礼の「手紙」を書くこと -
八千草薫(1931.1.6~2019.10.24)著「あなただけの、咲き方で」、2015.1発行。共感した言葉は次の通りです。①すべての始まりは挨拶から ②言葉に心を込める(マニュアルはない)③心の友を持つには少しの無理も必要 ④たとえ人が見ていなくても最善を尽くす ⑤毎日同じ時間に体重計にのる ⑥骨を強くすることを意識する ⑦相手の時間に割り込まないことが手紙の魅力 ⑧礼状はその日のうちに出す ⑨仕事以外の世界を持つ ⑩異国を知ることで、視野や価値観が拡がる。
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昨年亡くなられた女優、八千草薫さんのエッセイ。テレビから受けるイメージ通り、素敵で可愛らしい女性。 もくじを見ると、啓発本みたいな感じもしなくはないんだけど、押し付けがましくなく、八千草さんが優しく語りかけてるような感覚で読み進めたので、心にすーっと入ってきました。 「品位や品格とは、相手のことを思いやる気持ちの現れなのだと思います。」 「現代的な素養をもちながらも、恥じらいやつつしみの心を忘れない。」 「身だしなみの本分は飾り立てることではない」 「年齢を理由に諦めない」 「他者への負の思いは広げない」
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昔ながらに大切にされて来た事柄の良さが、押し付けがましくない形で書かれている。
人と接する時、欠点に着目するのではなく、眠っている長所=宝物を探して気持ちよく生きる。欠点は人の魅力のひとつだという素敵なフレーズ。
感動はチョット無理してでも、自ら見つけに行く事が、人生の潤いに繋がる。
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こんな風に、素敵に歳を重ねたい
お上品でチャーミングで
でも強い心を持つ
そんなおばあちゃんに
なりたい -
久々にアプリを再ダウンロードして、久々の投稿。
読みやすく、3時間ほどで読了。年齢もあり、おそらくお年を召した方でも読みやすいサイズの文字の大きさ。
女性として間違いなく素敵だと思う反面、人種の違いを思い知る感じ。 -
84歳でも美しい八千草さん。
20歳年上の旦那様は68歳で車の免許を取り、85歳まで八千草さんの送り迎えをされ、95歳まで生きられたそう。
いつに戻りたいと尋ねられたら、
精神的にも体力的にも勢いのあった40代という回答。
30代で人生終わった気になっている自分が
なんて薄っぺらいのだろうと思った。
命尽きるその日まで
少しだけを無理をしながら前向きに生き続けたい、
八千草さんのように。
かなりの亀レスですが、フォロー、或いは私のレビューに“いいね”をいただき、ありがとうございます。...
かなりの亀レスですが、フォロー、或いは私のレビューに“いいね”をいただき、ありがとうございます。
10年ほど前、ひたすら本を読んでいた時期があり、ブクログに掲載しているレビューも、その頃のものが殆どですが。
その後、故郷の同窓生探しのためにmakopapa77という名前で、歌うYouTuberに変貌し、小遣い稼ぎしていました。
この2023年2月に、めでたく「前期高齢者」の仲間入りを果たし、4月からは、週に6日は日曜日状態(笑)になり、今後はようつべとブクログの両立も可能で、ようやく新しいレビューも書けそうです。
ただし、海外旅行が増えるので、無理矢理そちらにかこつけたレビューが多くなるかもしれません。
それでも、読んで楽しくなるようなレビューを書き続けたいと思いますので、読書仲間として末永くよろしくお願いいたします。<(_ _)>
HR7さんのレビューも楽しみにしております。
八千草薫さんは、遥か昔、私が大学に入学し、南青山の学生寮に住んでいた頃、近くでお見かけしたことがあります。
夕暮れ時だったでしょうか、煌々とライトがつけられ、テレビカメラを持った集団がいました。何かと思いきや、ドラマの撮影で、そのときそこにいたのが八千草さんでした。45年ほど前なので、八千草さんもまだ40歳ぐらいだったでしょうか。とても美しく、優しそうな笑顔で撮影に応じていたのを覚えています。