どんどん仲良くなる夫婦は、家事をうまく分担している。

  • 幻冬舎
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034273

感想・レビュー・書評

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  • 愛情は消耗品、家庭生活は実用品、メンテ無しで永久に続くわけがない。

    後書きに著者がそう書いてるけど名言だなと思いました。
    世の中の家族がこんなふうに話し合って歩み寄ってみんな生きていけたら良いですね。
    子供のいる生活の困ったことや難しいことをかなり踏み込んで書いてくれていると思います。
    実際に関わるのは本書のように大変なんでしょうけども、さるころさんの夫さん(籍入ってないから便宜上呼びです)って人間的に可愛らしいと言うか親しみ湧く人だなぁと思いました。
    大切なものを守るために性格を変えるというのは並大抵ではないと思います。これこそ愛の力ってやつなのかなーって。そういう風に描けるさるころさんにも夫さんに対する愛を感じました。素敵な家族だと思います。
    マイルくんがさらに成長した続編的な作品を期待しています。

  • タイトルに惹かれて借りたけど、全く参考にならない本だった。
    妙に全てに置いて互いに損得感情だし、どっちも在宅だから子育てや仕事のペースも参考にならないし。
    おまけに理解出来ないくらいのレベルでキレる旦那。話し合いで治ったみたいだけど、このおくさんだったから出来たのかも。

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11430218

  • 『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい!』が気になって、その前作らしいとのことで、読み始めた。身近にキレやすい人がいるわけではないけど、「子どもにキレる」なんて、下手したら絶縁案件の人との関係性の再構築に興味がある。
    この本も家事分担の部分はまぁそうやねという感じやったけど、「12話 キレる夫、機嫌を取る妻」は一番おもしろかったので、次の『キレちゃう〜』が楽しみ。
    あと、さるころさんと義実家との関係性が楽しそうで良いなということと、さるころさん、実家のご両親はなかなか面倒そうやのに、ずっと親しく付き合っていてすごいなと思った。

  • 1時間もせず読了。
    漫画だったのでさくさく読めた。

    夫婦円満でいるために…と読んだがほとんどすでにやっているようなもので、新たに得られたものといえば子ども向けアプリのおすすめくらい。

    夫婦間の収入差など一般的ではない部分も多くあり、特に"大変な方はそうでない方から2,000円などお金をもらって解決"など、普通では真似できない(真似したくない)点も多々。
    そういった部分は読み飛ばした。

  • 漫画なのでサクサク読めた。
    家事をうまく分担したりアウトソーシングしたりするためのノウハウ本と思ったら、単にそれぞれの得意不得意で分担してるだけ、という話だったのが残念。
    ただ、問題が発生する度にきちんと腹を割って話し合える関係は素晴らしいと思ったし、真似したいと思えた。
    最後の台湾旅行のくだりはモヤモヤした。
    夫に言われて嫌がってた「目的もなくどこ行くの?」という言葉を著者も発している事は棚に上げているし、なんだか著者は自責思考と自称している割に、「自分は悪くないのに夫がキレてくる」と一方的に夫に非があるように描いている気がして読後感はイマイチだった。

  • うちも何でも話し合える夫婦を目指しているため非常に参考になりました。

    ・お互いバツイチ
    ・妻が空手の先輩
    ・さるころさんの問題解決力が高い

    といった背景がうまく作用して何でも話し合える土台になっているかと思います。
    さるころさんの問題解決力は本当にすばらしく、感情が負ったダメージを、ロジックで解決していく手法(2,000円とか)は非常に参考になりました。
    「論理>感情」で物事を解決しようとする夫が大半ですが、それでは妻にモヤモヤが残ることが多く、結果火種がくすぶり続けることになります。
    ※男は感情に鈍感な人が多い上、感情の言語化が苦手です。

    夫婦間で優先すべきは「感情>論理」であり、それが仲良しの秘訣ではないでしょうか。

  • バツイチ同士で結婚したさるころ(イラストレーター、漫画家)とノダD(フリーの映像ディレクター)。3歳の子供との3人家族。
    「女ばかりが家事育児を背負い過ぎない」&「男だからって大黒柱にならなくていい」それぞれの考え方を元に試行錯誤を続ける日々を描いたコミックエッセイ。


    タイムリーに2冊続けて結婚生活に伴う配偶者とのコミュニュケーションの取り方についてのエッセイ(1冊目は槇村さとるの『ふたり歩きの設計図』)を読みました。
    こちらは子供も一人いるので育児についても描かれていて、自分にはより現実的な読み物に思えました。
    と、いっても私自身は今や希少の専業主婦なので、まんまこれを真似するかと言われればそうではないし、だったら金稼いでない分家事も育児も全部請け負ってYシャツもピシッとアイロンがけするくらいかと言われればそうでもない。
    たとえ専業主婦の同じようなエッセイがあったとしても、それをまんま鵜呑みにするわけでもないでしょう。
    結局は何を見聞きしても、自分の置かれた環境は自分だけのものでしかないのだから、参考にはなっても真似っこするべきではないと思いました。
    自分自身の考えを構築していくのにとても役に立ったし、そこに共働きだとか専業主婦だとかは関係ないと思えました。
    さるころさんの考え方は分かりやすくて好感が持てます。

  • 自分も反省含め思うところがあり、また、旦那にも見てほしいと思った。
    なかなかこういう風にうまくはいかないなぁ。

  • さるころさんの新刊。
    最後に収録されたケンカ編は、普段のブログやTwitterからは全く想像できずビックリ……。
    これ、ちょっとキレやすいとかいうレベルではなく、精神的DVとかモラハラの域かと……。
    けどそれを、カウンセリラーや夫婦生活アドバイザーなどプロの手を借りずに、夫婦の話し合いだけで解決したのが本当にすごい。
    最近、田房永子の連載で知った「自分の被害をちゃんと自覚しないと無意識に加害する」ってのが、前のノダDの状況にすごい近いかなあと思った。

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