わたしを支えるもの すーちゃんの人生

著者 :
  • 幻冬舎
4.06
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本棚登録 : 1208
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344035034

感想・レビュー・書評

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  • 四コマ漫画のすーちゃん。
    すーちゃんとさわ子さんが一生懸命に生きています。
    頑張れすーちゃん。さわ子さん。

  • 久しぶりのすーちゃんシリーズ。すーちゃんは40歳になりました。益田ミリさんのシリーズでは、私はすーちゃんシリーズが1番好きです。

    何気ない日常の中で皆、色々思うと思うけれど、それを言葉にするのって難しい。それをすーちゃんが代弁してくれてるような、そんな感じ。

    すーちゃんが"自分"と会話しているときに「友達をひとりつれて生まれてきたということでもあり、その友は死ぬまで一緒にいてくれる」と思います。ホント、確かにな〜と。辛いときも楽しいときも、ずっと一緒だった自分、これからもよろしく!と思いました。

    そして、土田くんも出てきます。すーちゃんの気持ちを思うと複雑ですが、それでよかったんだよって言ってあげたいです。

    • yuukichimaruさん
      すーちゃんいつも励まされています。なんかほっとします。
      すーちゃんいつも励まされています。なんかほっとします。
      2021/07/06
    • スティンキー*さん
      分かります♪私も仕事や人間関係でしんどかった時、とても救われました。
      分かります♪私も仕事や人間関係でしんどかった時、とても救われました。
      2021/07/09
    • yuukichimaruさん
      私も知らず知らず、自分の肩に力が入ってたんだなぁと思う時もあったので。すーちゃんの言葉で、ふと立ち止まることができるっていうのが安心できるな...
      私も知らず知らず、自分の肩に力が入ってたんだなぁと思う時もあったので。すーちゃんの言葉で、ふと立ち止まることができるっていうのが安心できるなと思いました。
      2021/07/09
  • 土田さんて、こんな男だったんだ…。

    すーちゃんにこんなことする時間があったら
    早く帰って家事手伝ったり子どもの相手してやったりしなよ!

    これが恋愛小説中心の作家さんなら
    どんどん恋に落ちていくんだろうけど
    益田ミリさんがちがうから
    こういう展開になったのでしょうね。

    それにしてもなんで前巻から7年もたっちゃったのかな。
    読者の皆さん、首を長くして待っていたことでしょう。
    次はいつになるのかな。

  • シリーズも長くなると衝撃度は小さくなるけど、しみじみ考えさせられる回でした。
    家族、仕事、恋愛、たくさんあるしがらみの中で、心地よい場所を見つけて生きていきたいものです。

  • ひとり暮らしのすーちゃんは、本作で40歳になりました。
    40歳を向かえても、「どう生きていくか」が何も見えない日々に、むなしさを感じるすーちゃんでしたが…

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    すーちゃんシリーズ第5作目の「わたしを支えるもの」。
    はじめは悶々としすぎるすーちゃんに、やや苛立ちも感じましたが、きっとわたしがすーちゃんだったとしたら、やっぱり悶々としただろうな…と思うのです。

    そしてどんな人生を歩んでいても、いくつになっても、“人の役に立てた”という喜びは、他人だけでなく、自分をも救ってくれるんだなと、しみじみ感じます。

    自分のなにが人の役に立つのか、それが見つかるまでは、しんどさもありますが、縁のあったものをどんどんやっていくことで、それはつかめるのだ、と読み終えて思ったのでした。

  • ようやく読んだ。
    40代のリアルが淡々とつづられる。

    子ども時代がとても遠く感じたり、親との関わりが変わったり。
    老いて死ぬまでの道筋が見えてきて、いったいどうすれば穏やかに過ごせるか、いつまで自立して生活できるかがきになってくるものなので、すーちゃん自身も、かかわる友人たちの心の内もなんとなく理解できるような気がするのだった。

    おはなしに登場する、辰巳さんの『あなたのために』はいい本です。新玉ねぎのスープを作ろうとしているのでは?という描写もあり、思わずにんまり。

  • すごい。あいかわらず、静かなトーンでものすごく鋭く、残酷な視点。でもとてもとても優しい世界。年をとった、ということを見つめるのはしんどいけど、ちょっとでもたのしく。前を向いていきたい。

  • 40歳になったすーちゃんと、45歳になったさわ子さん。いろいろな悩みを抱えながら頑張っている姿が今回もステキだった。今回1番共感したのは、さわ子さんの「話を聞いてあげる」ではなく「話を聞くことができる」と自分に言い直したこと。「〜してあげる」という言葉、私もあまり好きでは無いから、「〜できる」に言い換えるの、いいなと思った。がんばれさわ子さん!

    あと、辰巳さんのスープの本が読みたくなった。あと料理上手っていいなーと憧れた。

    1番意外だったのは、土田さん!!!結婚指輪をした土田さんがすーちゃんとご飯に行って…手を繋ぐ…。土田さん…そんなずるい人だったのね…とショック 笑 まぁでも、嫌な側面に気づかないようにしようとしてしまうのもわかるけど…。うーん、土田さんの結婚生活が気になった 笑

    本屋さんでこの本を探していると店員さんに尋ねた時、「あ、すーちゃんね」と店員さんが言っていて、あ、この人も読んでるんだなって思って嬉しかった。

  • 大好きなすーちゃんシリーズ。
    久々に読んだけど、この空気感がやっぱり良いな。
    ラストは悲しかったけど、続きがまた読みたい。

  • 泣ける漫画なのです。
    それから、優しい気持ちになろうと思う。
    人にも、自分にも。

    • 大野弘紀さん
      すーさん、いいですよね。

      シュールさが、なんかもう、泣けてしまって。

      すーさん、いいですよね。

      シュールさが、なんかもう、泣けてしまって。

      2019/12/30
    • rachelさん
      大野弘紀さん
      コメントありがとうございます!
      すーさん、いいです。
      いつも、ほんのり涙する場面がある気がします。
      大野弘紀さん
      コメントありがとうございます!
      すーさん、いいです。
      いつも、ほんのり涙する場面がある気がします。
      2020/01/02
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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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