オタク女子が、4人で暮らしてみたら。

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344036727

作品紹介・あらすじ

我が家こそ、沼でした!

お金がない、推しのグッズは増える、孤独死は嫌だ!   
そんなわけでアラフォー女子がはじめた快適ルームシェアの日々。



一生を約束したくはないけれど、淋しいから誰かと暮らしたい、
推しのグッズは増える一方なので広い部屋に住みたい、
節約して将来への不安に備えたい……
意見の一致したオタク女子4人がルームシェアをすることに!    

本名すら知らなかった仲間との生活は、
オタクならではの出来事や会話が飛び交う毎日で、全然キラキラしてないけど、すごく楽しい。
そんな4人が同居に至るまでと、春夏秋冬の暮らしを綴った、ゆるっと日常エッセイ。

〈目次〉
第1章 私は如何にして心配するのを止めてオタクと暮らすことにしたのか
第2章 【メン募】同居人募集・当方オタク、完全ゆるふわ志向。
第3章 春夏秋冬ルームシェアリング!   
第4章 ガチャも回すし人生も回す

感想・レビュー・書評

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  • シェアハウス生活に興味津々の私、なになに!と、食いついた。
    実際にシェアハウス生活をしてみた記録本。
    同じ悩みを抱えた人と集まって暮らし、生活コストを下げるのが、ひとつの目的!
    たのしそー
    ルームシェアは、意見の擦り合わせや確認が大切で、衛生観念、経済観念、貞操観念は一致?近い?方がうまくいきそう。
    私は水道やペットボトルの締めが甘いから、水をだしっぱなしになったり、電灯つけっぱなしでねちゃったりして、叱られそうだ。
    シェアハウスって、一戸建ての部屋をシェアする印象だった。この本もそうだし。
    だけどシェアハウスも一戸建てシェアハウス、マンション型シェアハウス、形はひとつじゃないと理解した。
    推しのある人、オタクと呼ばれる人のことが、少しわかった。今は死語になりつつあるジャニーズオタクの人が周りにいて、すごいなーとひき気味に見てだけど、この本を読むとオタク生活って、当人は幸せ度が高そうで、いいんじゃないかと肯定できた。
    藤谷さん、星野さん、丸山さん、角田さんは日々、楽しそうだ、続きも読みたい!!

  • さくさく読めて面白かった。

    他人同士だからこその程よい距離感での4人暮らしは本当に楽しそう。

    『地獄のガールフレンド』とか『あの家に暮らす4人の女』とか、ドラマで言えば『すいか』。古くは『ライラ・ペンション』とかもそうだけど、気の合う女同士の、いい感じの距離感での共同生活は本当に楽しそうで憧れる。

  • 気の合う友達とのシェアハウスを考えてるなら、そのハウツー本として最適かも。
    この本の4人は、仕事もバラバラ。「オタク」とは言っても、その対象もバラバラ。
    でも、時にはみんなでたこ焼きパーティーしたり、流しそうめんをしてみたり。
    親友でも恋人でも家族でもない、「オタク同士」のつながりって、
    これを読む限り、お互いを尊重し合って、ちょうど良い距離感。
    やはり、一番気楽につきあえるのは、自分と同じくらい気を遣う人、なんだよなー。
    それ以上でも以下でもダメなような。
    こういう仲間がつくれたら、それだけで幸せだと思う。

  • ひよんなことから、オタクアラフォー女子4人が共同生活する。

    元々ある程度距離感のある関係、snsで緩く繋がってた関係だからこそ、相手に強く期待せず、依存せずうまく生活できているのではないか。

    普段はそんなに顔も合わせず、LINEで必要な連絡事項をやりとりして、柔軟にタスク分配している。
    改めて、LINEって便利だなー。

    最後の方のまとめで書いてあったように、
    共同生活は
    衛生観念
    経済観念
    貞操観念
    の3つがあっていることが重要
    というのが
    なるほどと思いました。



  • 「人がなにかに夢中になっているのを見るのは楽しいものである」
    本著の中にあるこの言葉の通り、楽しく読ませていただいた。
    経済的負担を減らすため、そして孤独による不安をなくすためにルームシェアをしている著者が、ルームシェアをするまでの行動を振り返り、実際にやってみた感想やコツを書いている。
    オタクという共通の属性(?)を持つ4人暮らしは、読んでいるだけでワクワクして、お互い尊重する姿勢も素敵で、夢のある生活を送っている。
    藤谷さんたちの節度の高さと、お互いの価値観が合っているのが大きな勝因で、だからこそそんな大人の女性たちがわいわいやっているのを見るのが楽しい。

  • 一軒家をシェアハウスにして、友人の女性3人と暮らしている著者さんのエッセイ。
    始めるまでの難しさ、実際生活してみてのあれこれを軽快に綴っていて、一緒に暮らしている気分になりながら楽しく読んだ。
    4人の距離感が絶妙。
    共用費で「おそ松さん」を買った話は思わず声を出して笑ってしまった。
    にしても大家さんや不動産屋側にも色々とあるのはわかるけども、もっと柔軟な暮らし方がしやすくなったらいいのにね…。

  • 女子同士のシェアルームに興味あった。
    家族や恋人に限らず、他人同士が一つ屋根の下で暮らすってどんな感じなんだろうと気になった。
    良かったところは
    例えば病気になった時、1人は心細いけど誰かが居てくれたら心強いだろうなとか
    リビングに集まった人同士みんなでご飯食べるだとか、お取り寄せたくさんしちゃって良かったらどお?とかみんなで住む事のメリットってたくさんあるんだな〜って
    1人暮らしのような孤独感もないし、誰かのいる『帰る場所がある』ってやっぱいい

  • お金がない、推しのグッズは増える、孤独死は嫌だ!そんなわけでアラフォー女子がはじめた快適ルームシェアの日々。
    面白かった~。オタクってすごく親しくなるわりに、どこか一線を引いたというか最低限の礼儀正しさを持っているところがあるので、意外と本名や仕事すら知らなかった関係でも上手く同居生活できるのかもしれないですね。私も寮生活していたときはめちゃくちゃ楽しかったし心細さもなかったので、その当時の気持ちを思い出しました。しかし家探しがこんなに難渋するとは・・・ルームシェア楽しそうだしいつかやってみたい気はするけど、なかなか難しいんだな。あとやはり3人以上の方がうまくいきそうだなと実感した。距離感大事。

  • 本名も知らないオタクアラサー女子4人が、
    一緒に暮らしてみたら??
    ゆるゆるっとしたエッセイ!

    めっちゃ面白かった〜!
    読みやすくてあっという間だった!

    女子のルームシェアって、仲良しな友達とかと一度は話す話題ですよね。
    自分はできないと思うけど、改めて読んでみたらほんとにしてみたいと思ったり…!

    あとやっぱり適度な距離感大事。彼氏になると急にやってくれて当たり前感が出てしまうからこそ、この適度な他人行儀な関係性でうまく言ってるっていってて、なるほどな〜と。

    オタクはもちろん、
    非オタも楽しめる一冊でした。

  • unlimitedで読みました。
    サクッとドライで、今っぽいなあー

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著者プロフィール

一九八一年、山口県生まれ。工業高校を卒業後、自衛隊に入隊。その後職を転々とし、フリーランスのライターに。主に趣味と実益を兼ねたサブカルチャー分野で執筆を行う。共著に『すべての道はV系へ通ず。』『水玉自伝アーバンギャルド・クロニクル』など。

「2023年 『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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