逝きかた上手 全身がんの医者が始めた「死ぬ準備」

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 91
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344039636

作品紹介・あらすじ

余命を知ったら幸せになった――。64歳で全身がんになった医者自らが教える「死に支度」とは切なくも明るい「終活」の教科書◆64歳で前立腺がんになり、前身の骨に転移――。だけど「がんで死ぬのも悪くない」。その真意とは?◆死に方を真剣に考えるというのは、すなわち生き方を考えるということ。できれば体が元気で頭がしっかりしている内に、「死に支度」を始めませんか。生き方の本が溢れている世の中で、同じくらい大事な「逝き方」を考える一冊

感想・レビュー・書評

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  • 循環器内科の医師として多くの人を看取ってきて、自らも前立腺がんが全身に転移している著者が、人生の終わり方について思うところを指南する。

  • 近しい人が逝こうとする時、できるだけ苦しまないように。また、自分も必ず行き着く場所なので覚悟のために。
    読んで、家族と考えを共有できれば良いかと。

  • 全身がんを生きる:
    いつ死んでもよいは本気ですか
    余命何年はあてにならない
    食べない方が楽なときもある
    店じまいはプラス思考で
    理想の逝きかた
    自宅で平穏な最期を迎える
    死の準備、はじめませんか:
    ものを遺す<意思を受け継ぐ
    死はこの世からあの世へ行くだけ
    ほどほどに正直に生きる
    死んだら終わりではない
    人生100年は、幸か不幸か?:
    家族の負担
    毎日、3800人が亡くなっている
    和食は健康食
    人のために働く
    定年男性が陥る三悪行を避ける

  • 余命を知ったら幸せになった⁉️64歳で全身がんになった医者自らが教える「死に支度」とは切なくも明るい「終活」の教科書◆前立腺がんになり、前身の骨に転移だけど「がんで死ぬのも悪くない」⁉️その真意とは?◆死に方を真剣に考えるというのは、すなわち生き方を考えるということ。できれば体が元気で頭がしっかりしている内に「死に支度」を始めませんか?生き方の本が溢れている世の中で同じくらい大事な「逝き方」を考える
    □10/3、前立腺がん66歳死去

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著者プロフィール

京都府生まれ。1982 年三重大学医学部卒業。1991 年大阪大学博士(医学)。循環器科医師。国立循環器病センター、大阪警察病院、米国メーヨークリニック リサーチフェロウを経て、1998 年大阪大学医学系研究科助手、2004 年より准教授、2013 年より2017 年まで大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部教授。男性更年期外来を市内で開設。夫の何気ない行動や言葉が強いストレスになり、妻の身体に更年期障害のような変調を引き起こす病気を「夫源病」と名付ける。「一般医-精神科医ネットワーク(通称G-P ネット)」を立ち上げ、大阪を中心に自殺者を減らす活動や料理教室やHP(孫育のグチ帳)を立ち上げて孫育の推進のための活動をしている。

「2020年 『病む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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