巨人が勝てない7つの理由 プロ野球が危ない!

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344040182

作品紹介・あらすじ

・若手を育てられない原巨人・3割を打てない岡本に4番はまだ早い・中田翔は巨人にいらない・佐々木朗希は中4日で完投を目指せ・新庄は意識革命を起こせるか最長老の名将が巨人&球界を叱る!(入れば……)「私が20歳若かったら、また監督をやりたい。そして巨人を再生させる」【もくじ】まえがき 私が巨人に厳しい理由第1章 巨人が勝てない7つの理由1 原辰徳は巨人を離れて弱小チームの監督になれ2 2年連続二冠王も3割が打てない岡本和真3 基本ができていないチームリーダー・坂本勇人4 投壊の元凶・菅野智之の誤算5 新チーフコーチ・桑田真澄は先発完投できる投手を育てろ6 中田翔の巨人入りでわかったこと7 炭谷銀仁朗のトレードが象徴する金権野球の破綻 ……ほか第2章 佐々木朗希、佐藤輝明、田中将大、大谷翔平……球史に残る名選手になれ●完全試合達成の佐々木朗希は中4日で先発完投をめざせ●阪神の新主砲・佐藤輝明は三振を恐れるな●楽天復帰するも勝てない田中将大●それでも大谷翔平の二刀流に反対する●筒香嘉智、山口俊、秋山翔吾……メジャー挑戦3選手の蹉跌 ……ほか第3章 プロ野球が危ない!●監督は最前線で指示を出せ●タブレット端末の投手データは百害あって一利なし●コロナ禍を機にCSを廃止せよ●人材流出の元凶・ポスティング制度はやめろ●大リーグの「変則投法」「2番強打者論」が日本野球をダメにする●アメリカ野球の戦力均衡を図る「ぜいたく税」と「収入分配制度」に学べ●プロ野球年金制度を復活させろ●コミッショナーは指導者育成の制度を作れ●高野連は強豪校の越境入学を禁止しろ●東京オリンピック野球金メダルは当然だ ……ほか第4章 次世代のスターへの遺言必勝法と必敗法/常にベストコンディションであれ/私の野球人生を支えた中村天風の人生哲学/気の持ち方ひとつで人生が変わる/消極的な感情が活きる力までを弱め、病気の原因を作る/「君は病気だ」の暗示で本当に寝込んだ牛乳配達員/“How to say”より“How to do” /投手も打者も重心は「へその下」/王の一本足打法ができるまで/怒らず、恐れず、悲しまず/自然食で西武ナインの体質を改善/田淵の変化がもたらした2年連続日本一/寝る前の悩みは明日の宿題に/暗示の天才・長嶋/グラブに頼らず、自分の手で球をつかめ/人差し指をグラブの外に出すな/高校野球や少年野球もすぐまねるプロの流行/イレギュラーを捕ってこそプロ/タッチと送球の極意/特守・特打は無心の境地で/V9時代の神業ノッカー/早大に残る特打の洗礼新庄剛志はプロ野球に革命を起こせるか――あとがきにかえて

感想・レビュー・書評

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  • 勝てない理由は7つどころか、もっとある気がする…

    巨人ファンです(>人<;)

  • おう 金だ 拾おか
    って知ってる世代としては、広岡さんが頑張ってるのは嬉しい。

    一方で、2023WBCて二刀流の大谷翔平が大活躍をしたのを目の当たり、テレビだけど、にした。

    広岡さんの言うところとは違うレベルで大谷翔平は、活躍している。

    原監督の采配に嫌気を指して、巨人ファンを卒業した身としては、原に対する批判はごもっともと思う。

    原で巨人ファンを辞めた人は多いと思う。

    テレビで巨人戦の中継がほとんどなくなったのがその証拠。

    NHKのニュースでも大リーグの日本人選手の話題から始まる。
    村神様を知ったのも、昨年の秋だった。

    王 金田 広岡

    だよ。

  • 広岡さんももう90なんだな。それでも、古巣の巨人、そしてプロ野球全体に対しての愛情というか熱情というかが、すごいよな。確かに大谷だって、引退まで二刀流をやるなら、後10年持たないだろうし、食事だって西武の時は色々揶揄されたろうけど今はわかるしな。言ってることは本当に正しいのだから、この本に書かれてる内容の一つでも二つでも実践できれば、野球は変わるよな。やっぱり将来を考えないと、かつてこの国には野球というスポーツが盛んだった、なんていうことになってしまいそうで…

  •  読む前に私の考え4つは、選手を育てない、トレードで強打者ばかりを、躾ができていない チームになっていない です。広岡達朗さん、1932年生まれ、今年91歳です。「巨人が勝てない7つの理由」、2022.9発行。広岡さんの理由は: ①若手を育てられない原巨人 ②2年連続2冠王も3割が打てない岡本和真 ③坂本勇人の相次ぐ故障は練習不足と体力減退が原因 ④折れた大黒柱・菅野智之の誤算 ⑤不安が現実になった桑田投手陣の崩壊 ⑥中田翔の巨人入りでわかったこと ⑦炭谷銀仁朗のトレードが象徴する金権野球の破綻。

  • 勝てない理由は、野球に対する巨人の勝ちたいという思いが希薄なところからも窺える。

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著者プロフィール

1932 年、広島県呉市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。学生野球全盛時代に早大の名ショートとして活躍。54 年、巨人に入団。1 年目から正遊撃手を務め、打率. 314で新人王とベストナインに輝いた。引退後は評論家活動を経て、広島とヤクルトでコーチを務めた。監督としてヤクルトと西武で日本シリーズに優勝し、セ・パ両リーグで日本一を達成。指導者としての手腕が高く評価された。92 年、野球殿堂入り。『動じない。』(王貞治氏・藤平信一氏との共著)、『巨人への遺言』『中村天風 悲運に心悩ますな』『日本野球よ、それは間違っている!』『言わなきゃいけないプロ野球の大問題』(以上、幻冬舎)など著書多数。

「2020年 『プロ野球激闘史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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