- Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344401303
感想・レビュー・書評
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主人公、ペチカにとってあまりに酷なことばかりで、はじめは読んでいて心苦しくなることが多かった。人のやさしさを素直に受け入れられるようになってきてからの成長が著しい。
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ルージャンが良い〜!
胸糞悪いシーンや暗いシーンが多かった上と比べて、下は心温まる(救われる)&感動するシーンが多い。
王道展開のように見えるかもしれないけど、下があってこその上だなと感じた。
ペチカには勇気をもらった。 -
予想外の展開で面白かった。
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久々に再読して、あっれーこんなにバイオレンスな話だったっけー?と(笑。
もっとほっこりした気がしたけど、別の話の記憶が混ざってたっぽい。
なにせ次の酷い目に合うために、今日を生き延びているって感じでしたからね…。
ペチカの性格の悪さは覚えてたけど、フィツが思ってたより問題児だった件。
守頭は本気でバイオレンス&ホラー。
ともあれ、ぶっちゃけルージャンは許さなくてよしって思いましたよ…わりと終盤まで。
何かこう、オトコノコって…やりすぎても好きだからこそだし謝ったんだから赦されてしかるべきみたいな甘ったれちゃんな部分がありますよネー。
ルージャンはそれでも、謝罪を拒否られて現実を見据えるだけましとは言えるけれど。
後に『ほたるの群れ』のあらすじを読んで、あーこういう話が書きたい人だよねと深く納得してしまったのでした。
童話物語の別の関連ストーリーも読んでみたいなぁと思ったけれど、そういうのは書かれてないのね。残念。 -
フィツとわかれたペチカは新しい町で、優しい夫婦のもとで働いていた。はじまりの町とは全く生活が変わり、住む場所も働く場所も確保して、比べるまでもなく幸せに近づいています。変わって、いじめていたルージャンに視点が映り、ペチカを探す日々を一旦諦め、別の町で暮らしていたが、ひょんなことからフィツと出会い、再び外へ出て、ペチカと出会います。免れた妖精の日が再び迫り、たくさんのひとたちが犠牲になる中、フィツが、ペチカが、ルージャンが頑張る姿にひきこまれます。自分が思っているよりすごいっていう言葉が響きます。最後はうふふな展開でちょっとその後とか出来たら覗きたかったです。
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ちょっとコミカルになって読みやすかった。
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上巻ではとんだひねくれ者だったペチカが、いつの間にかすっかりいい女になってねえ……。
と、しみじみしてしまう俺はもうおっさん。