君の絵じゃダメだね: プラス1999→2002 (幻冬舎文庫 な 11-1)
- 幻冬舎 (2002年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344402492
感想・レビュー・書評
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好きも嫌いもないけど、326が流行ったのは知っている。
模倣者を多く生み出し、現象になったのも記憶している。
肯定も否定もなくただクリエイターとして、フラットな気持ちで読了。
この本からは、愛と死と優しさが感じられた。
やさしさ。言い換えると、気遣い。
最後は、消えてしまいうことへの焦燥。
裏切られたことへの怒り。
失ったものへの後悔。
それらの感情を理性で補正していき、創作意欲へ昇華していく。
そして、再び優しさと感謝の326が帰ってくる。
クリエイターの感情の渦が読める、そんな一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【経緯】
ぺりこさんに借りた
【感想】
326は心の声に真っ直ぐで、昔から自分が何をしたいのかが分かってるのがスゴイ。
矛盾も飲み込んで成長していきたい、前向きでも後ろ向きでも向いた方が前、という姿勢が好ましい。
優しくてイイコやなー。
こんな家族思いの息子欲しい。
言霊っていうくらいだから、詩を書くことで思いとかやりたい事が実現していってるかんじがする。
有言実行(実現)だね。
【共感】
•必要とされたら鏡のように応えたいと思う「反面」もあるということ。
•病を本人にも周りにも伝えないという勇気。自分が隠すのはしんどい。周りに言わないことで死に目に会えなかったと恨まれたとしても、本人に不安がらせるのを阻止しようとしたのは偉い。
•運は大事
【不可解】
•「死んでも覚えててくれ!」という要求の度合いは人それぞれだということ。わたしは少なくともしがらみにはなりたくないよ。前を向いて歩いていて、ふとした切っ掛けでたまに思い出してもらえたら十分だよ。 -
これは新品で購入。プラスの部分がそんなに多くなくて少し残念。でも、表紙が好きです。
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少し326から離れてた時期があって、本屋さんでふと手にしたらおばあちゃんが亡くなってた。また326に引き寄せられた。