アメリカ人はバカなのか (幻冬舎文庫 こ 14-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403406

感想・レビュー・書評

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  •  幻滅する過程はわかるが、タイトルがひどい。

  • 著者は間違いなくアメリカが嫌いなのだと思われる。

    大多数の米国人は正義感が強くお人好しであると前置きしているが、本の内容は「人種差別国、低教育レベル、腐敗政治、最低な医療・法曹会」の話で溢れている。『米国』という名に未だ幻想を抱いている人は、一度読んでみると面白いと思う。

    特に高額医療費請求の話は、自分も最近実体験(保険適用で55ドル支払いの医療費を、保険が適用されないので1800ドル支払えという文調で書いてあった請求書もどきに悩んだ事)をしたところだったので、とても共感した。

  • アメリカ嫌いにお薦め、アメリカ好きにもお薦め。 
    かいつまむと『大部分の日本人が思ってるほどアメリカは良い国じゃない』って感じ

  • 旅行でなく、海外で生活しようと思ってる方。
    ホームステイでなく、海外で一人暮らししてみたい方。

    そんな方は是非読んでみて下さい。

    ”アメリカで働くってどんなだろ”
    ”アメリカで大怪我したらどうしよ”
    リアル社会学が満載です。

    海外を知ってこそ、日本の特徴も分かるんだと思います。

    タイトルはイマイチですが。。。

  • アメリカ文化を理解しようシリーズ?

    ちょっと古い本だったが悪くない。おもしろい。

    上位20%が米国富の93%を持っていると言うアメリカの
    勝利主義・金銭感覚についての表記がオモシロかった。

    特に印象に残ったのは二点。

    ○資金で制す選挙

    先日2008年のの選挙戦の報道が日本でも始まりだしたが、
    「世界一の民主主義アメリカ」と言われながら、
    選挙資金の大きさで大統領が決まるといっても過言ではないようだ。

    過去の例を見てきても選挙資金を跳ね返し、大統領に上り詰めた人はほぼいない。
    ジョンマケインさんは選挙資金を持たない候補者として惜しかった。

    他の本も見ても、選挙が金にまみれている話になると、彼の話が必ず出ているようだ。

    ○アメリカ人は貯金しない
    これもまたアメリカ人と日本人が良く比較に出されるが、
    アメリカ人は銀行に貯金しないで運用する、または使いきる。
    一方で日本人は金利が無いに等しい銀行に貯金する。

    アメリカ人は仮に破綻しても政府がサポートするであろう会社に投資した方が
    良いとの見方。自己の資産に貪欲である。

    というか賢い。

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著者プロフィール

小林至(こばやし いたる)
1968年生まれ。神奈川県出身。桜美林大学健康福祉学群教授。博士(スポーツ科学)。
92年、千葉ロッテマリーンズにドラフト8位で入団。史上3人目の東大卒プロ野球選手となる。93年退団。翌94年から7年間、アメリカに在住。その間、コロンビア大学で経営学修士号(MBA)を取得。2002年より江戸川大学助教授(06年から教授)。05年から14年まで福岡ソフトバンクホークス取締役を兼任。パ・リーグの共同事業会社「パシフィックリーグマーケティング」の立ち上げや、球界初となる三軍制の創設、FA・外国人選手の獲得に尽力した。学校法人桜美林学園常務理事、一般社団法人大学スポーツ協会理事。

「2022年 『サクッとわかるビジネス教養  野球の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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