- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344413344
感想・レビュー・書評
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夫を亡くし、悲しみにくれていたロクサーナは好色な義兄から逃れるため、戦争と離婚スキャンダルで人から遠ざかっていたウィン卿の屋敷の離れを借り、2人の娘と暮らし始める。自分の気持ちを気付かれないようロクサーナに無償の愛情を注ぐウィン卿、子供にモテモテのウィン卿、雪の山越え、カッコいい。涙もろく、意外とユーモアのセンスもあって、ピアノが弾けるところもカッコいい。しかも眼鏡男子で読書家。一冊まるごとウィン卿の魅力でミッチミチ♡もちろん、ロクサーナはチャーミングで、2人の娘も愛らしく、彼女を襲う災難など、ストーリーも読み応えあります。
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他の方のブログの評価を見て興味が湧き、古本で購入。
初めてのヒストリカル・ロマンス本。 評判通り、素晴らしい物語。 恐らくこれから何度も読み返すと思い、星五つ。
真摯に降りかかる災難に立ち向かうヒロインに感動。 「配られたカードで勝負する」という言葉は、普遍的に使えそう。 すごい作家だ。 他のロマンス作家の作品とは格が違う印象を受けた。 -
とてもお気に入りな1冊。未亡人となったヒロインの運命はヒーローとの出逢いで大きく変わって行くのだけど ロマンスというよりも家族の物語かなぁ。子供達の存在がとても良かった。ヒーローは誠実で真面目な人だと思う。ヒロインがもう少しだけ彼の存在を早く受け止めてくれていたらなぁーと思ってしまう場面が多々あった。
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いやぁ~久方ぶりの★五つです!
私の大好きなシンデレラストーリー
それにものすごく可愛い幼い子供二人。
読んだ後もじーんと心が温まるステキなお話でした~! -
1995 RITA賞”Best Regency Romance”賞を受賞した作品。
部下の温かな家庭を羨ましく思いながらも、泥沼の離婚劇の後で、彼の評判は地に落ち、結婚はもう懲り々だと考える。そんな世を拗ねた男が、苦労しながらも温かな家庭を作る未亡人ロクサーナに恋をする物語。
ヒロインのロクサーナは、夫の兄に愛人関係を迫られ、自活するにも経済的に苦境に立たされている。そんな彼女を守るために心を砕く彼の姿がキュンとくるお話。
カーラ作品は、ホットなシーンは極力すくない(というか3行?)ので、ホットなシーンもある情熱的なヒストリカルロマをお求めの方はご注意。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4657.html -
前半おもしろかった。いろんな物事を諦めた感じのヒーローがヒロイン母子に出会った途端メロメロになるところは微笑ましい。しっとりとした大人の雰囲気の、いいお話でした。