板尾日記 (2) (幻冬舎よしもと文庫 12-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416130

感想・レビュー・書評

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  • 【本の内容】
    <1>
    二〇〇五年一月二〇日、ジョージ・W・ブッシュが二期目の米国大統領に就任した日、板尾創路は、車内で大音量の浪曲を流すタクシーの運転手に腹を立てていた。

    ミステリアスな天才芸人の知られざる日常のすべて。

    何気ない出来事から伝わる、可笑しみと優しさに溢れる一冊。

    三六五日一日も欠かすことなく大学ノートに綴られた板尾創路の日々の記録。

    <2>
    二〇〇六年六月九日、W杯ドイツ大会で開幕した日、板尾創路はマネージャー交代の顔合わせで銀座の世にも恐ろしい名前の和食の店で食事をしていた。

    一見シンプルにも見える記録は、毎日を積み重ねるほどに物語のように豊かに彩られていく。

    益々くせになる二年目。

    三六五日一日も欠かすことなく大学ノートに綴られた板尾創路の日々の記録。

    <3>
    二〇〇七年五月一四日、憲法の改正手続きに関する国民投票法が賛成多数で強行採決された日、板尾創路は吉本新喜劇の棺桶に隠れるシーンでマジに寝ていた。

    何かが始まる三年目、板尾家に起こった大きな変化とは?

    絶対に忘れられない日も記憶に残らない何でもない日も、三六五日一日も欠かすことなく大学ノートに綴られた板尾創路の日々の記録。

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


    [ POP ]
    テレビを見ているだけでは全貌を把握することができない、逸品のお笑い芸人+役者+αの著者による2005年と06年の日々。

    とぼけた口調のなかに、時代を見分ける冷静な判断が読み取れる。

    「花束は嫁が喜ぶので必ず持って帰る」とか、頭痛や不眠のことなど、急に身近に感じられる要素があふれている。

    「砂渡しジジイ」などの歌詞も収録。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 人の日記読んで、なんでおもしろいんだろう。
    禁煙する為に高額の時計を買ったって話がなぜか印象に残っている。
    (130812)

  • 今回の一番好きだったところは、パンダや白熊の白いところが薄汚れていると残念な気持ちになる。シャンプーしたくなるというとこ。

  • ブックオフにて購入。1月1日から12月31日までなので、寝る前に一気に読み進めてしまった。『月光ノ仮面』の脚本に板尾創路と名前を連ねている増本庄一郎は普段から付き合いのある仲間だったということと『板尾日記』がいま7まで刊行されることを知った。確かに一冊読むと板尾創路の人柄がなんとなくわかってきて、板尾作品のようにじわじわと面白さが伝わってくる。ハードカバーだと買おうとは思わないが気長に後のシリーズの文庫化を待ちたい。

  • 第1巻と同じく。

  • 著者がどのようにして禁煙に成功したかのくだりが特に印象に残った。

  • 2011/1/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2011/6/18〜6/25

    130Rの(といってもほぼコンビでの活動はないのではないだろうか)板尾創路さんの日記第2弾。2006年の日々が綴られている。私も仕事上の日記をつけているが、必要事項を書いているだけ。こんな風に日々を綴れれば良いだろうなぁ。やってみるかな。まあ、誰も読まないだろうけど。現在文庫化されているのはここまで。続きの文庫化を楽しみにしていよう。

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