一作目のヒーローの友人で同じく性奴隷だった過去を持つピーター。
同性愛者寄りのジェームズとその妻アビゲイル夫妻とベッドを共にし性の指南をすることに…。
一作目より最後にどう着地するのか分からなかったり、ヒーローの心理描写などがしっかりしていたのは面白かった。
ただやはりこのシリーズ、単純に男女二人でも男男でも良いけどカップル以外にも他の人が必要だったりそれを許容していたりとロマンス好きとしてはそこが好みではない点は大きい。
そこに平等に愛があるならまだ理解するけど、三人目にスパイス、添え物感を感じるから違和感があるのかなぁ…。
一作目のヒーローが掻き回した感もあるし。
最後も世間体があるにしろそれで良いのかとスッキリしなかったので…。
男×男要素は前作より多かったのでBLとか読み慣れてる人の方が合いそうだけど、逆にここまでくるとこのシリーズ、ゲイカップルが主役の作品もないと可笑しく思えてくる。
2008年。