心を静める (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418486

感想・レビュー・書評

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  • リラックスして本来の力を出しましょう

  • 武人になるには「氣」の事も知らなければと思い手に取る。内容が私の求めている部分と一致することが多く、勉強になる。本著者の他の本も読みたいし、繰り返し読み内容を自分の物にしたい一冊。

    【学】
    心身一如(しんしんいちにょ)の訓練
    人と接するときに、その人が自分に心を向けて接しているかを確かめてみる。家庭内でもコミュニケーションを取るとき、相手が自分に心を向けているかを観察す。
    次は自分が同じ事をしていないかをチェックする。

    武道とは矛を止める道と書く「いかに相手と争わないか」が主の目的です。

    「心身統一合気道の五原則」
    一、気が出ている(心を向ける)
    二、相手の心を知る
    三、相手の気を尊ぶ
    四、相手の立場に立つ
    五、率先窮行(究め行う、自信を持ってやる)

    正しい姿勢を意識する。爪先立ちで前傾姿勢、その後かかとを着ける

    つま先を鍛える

    礼儀作法
    自分の身を守る
    相手に危険を与えない
    腕を組むのも、相手に後ろを見せた位置に立つのも、かかとに重心を置いて立つのもNG

    リラックスした状態が心身共に最も安定しており、身体的な力を十分に発揮できる状態

    躋下の一点(せいか)へそのかなり下、力を入れようと思っても入らない部分。荷物を持つときも腕や肩に力を入れずに

    呼吸は静かにする事を意識する

    目の前のことに100%心を向けることが必要。過去の良いことにも、悪い思い出にも心捕らわれない。

    指導とは相手に良い習慣を身に付けさせる事です。したがって指導者は忍耐強くなればならない

    「出来たことノート」一日少なくとも五個以上、時間通りに起きれた、元気に挨拶出来たなど、小さくても出来たことを書く。マイナスな事は書かない

  • この著者の父の著作である「気の呼吸法」を読んで、関連本をと思い読んでみたが、「気の呼吸法」以上のことは特にいなかった。2番煎じ本。

    「気の呼吸法」を読んでいなければもう少し感銘をうけたかもしれない。

    以上

  • これもさらっと読み終わりました。内容的には良いことを言ってるんだけど、いまいち説得力が足りない。これが藤平光一の著作だったらまた大分印象が違うんだけどなぁ。

  • 心身統一合氣道のTOP。心を大切にする。心が身体を動かす。心の位置を意識する。真心を込めて行動すること。
    分断して読んだのでいまいち心の奥までしっくり来ない。近いうちに再読しよう。

  • 氣の研究会、藤平先生の本

    大変勉強になります
    そして実践しやすい

  •  大事な場面であればあるほど、実力を発揮できる人がいます。逆に、実力を発揮できなくなる人もいます。
     著者は、その違いは「大事な場面で心を静めることができるか」だ、と述べ、心を静めるには、心と身体の関係を正しく理解した上で、日頃から訓練をしておくことが重要だ、と強調しています。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=861

  • 心身統一合氣道の会長の著書.
    日常での心の静め方をわかりやすく解説.
    内容としてはややボリュームが少ないか.
    姿勢と呼吸が大事.
    次は著者の父親の藤平光一氏の本を読んでみよう.

  • 心身統一合気道の会長の著書

    「氣」を自らコントロールし、心を静め ることができれば、大事な場面で120%実力を発揮できるというもの

    武道的合気道的アプローチであるが、典型的なビジネス書

    他責ではなく自責の考え方を優先せよと いういつもの内容だ

  • 心が体を動かすので,相手の体を動かすには,
    相手の心を動かさなくてはいけません。

    相手のことを理解せずに自分の思うように動かそうとすると、
    相手の心は抵抗し、相手とぶつかって投げることができません。
    相手のことを理解した上で相手を導くことで投げることが出来るのです。

    これが心身統一合気道の動きです。

    野球の王選手も一本足打法を心身統一合気道から
    導いたといいます。

    本を読んだだけでは、習得できません。

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著者プロフィール

1973年、東京都生まれ。東京工業大学生命理工学部卒業。一般社団法人心身統一合氣道会会長。幼少から父・藤平光一より指導を受け、心身統一合氣道の継承者として、世界24カ国、約3万人の門下生に心身統一合氣道の指導・普及をおこなう。慶應義塾大学では體育會合氣道部の師範を務め、非常勤講師として一般教養の授業で心身統一合氣道を指導。また、心身統一合氣道を人材育成に活用し、経営者・リーダー・アスリート・アーティストなどを対象とした講習会や企業研修でも指導している。2010年からは、米国・大リーグのロサンゼルス・ドジャースの依頼により若手最有望選手の育成に参加し、選手・コーチから絶大な信頼を得ている。テレビ出演「あさイチ」「あしたも晴れ!人生レシピ」など。主な著書に『心と体が自在に使える「気の呼吸」』(サンマーク出版)、『コミュニケーションの原点は「氣」にあり! 』『「氣」の道場』(ともにワニブックス[PLUS]新書)、『一流の人が学ぶ 氣の力』(講談社)などがある。


「2022年 『「調子いい! 」が続く姿勢と呼吸の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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