SE神谷翔のサイバー事件簿 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 173
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418707

作品紹介・あらすじ

会社では頼りない新米SEの神谷翔は、実は警視庁のサイバー犯罪捜査に協力している元ハッカー。
スキルはあるが、リアルでは弱腰の翔と、正義感だけは強い先輩・夏木理沙が挑むネット犯罪ミステリ3編。

感想・レビュー・書評

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  • 週明けに出勤したら、パソコンが攻撃されていた。

    誰がウイルスを持ち込んだのか、を
    遅刻と凡ミスが多い後輩と調べる事に。
    ものすごく特化した後輩ですが、仕事ができないと
    会社として問題あり、では…?w

    3つの事件で、最初がウイルス。
    ふたつ目が犯罪のやり方。
    みっつ目がなりすまし。

    ふたつ目はニュースでみますが、最後の話が
    一番身近のような気がします。

  • IT系の会社に勤めているので、用語の解説が勉強になりました。内容的には軽めだし、複雑な話じゃないのでサラッと読めます。意味ありげに出てくる主人公の気にしている事件は、結局何も触れないまま終わり。
    続編ありきだからなんだろうけど、まったく触れないまま、ってのはねぇ。。。

  • 軽く読めるサイバー犯罪小説。まあまあかな〜。神谷の謎はまったく明かされなかった、
    続編を見込んで?最近この続編に謎を引っ張るの多いけど、続くかどうかわからないんだからやめてほしい。

  • ライトな中短編。今後も続くだろうキャラクターの謎を残したまま終わる。
    ライトなだけに読みやすいが、ネットに関しての記述はかなりハイブロー。わかんなくても楽しめはするし、わかりやすくしようという努力も見える。これだけ、ネットが身近になった今、こういうのもありなんじゃあないかな?

  • 面白い。主人公は膨大なシステム関係の知識を持っている元ハッカー。でもヘタレ。
    専門用語が多いので、そういうのが得意か気にならない人向けかな。

  • ラノベ的設定の探偵像がちょっと興ざめな感じ。(^^;
    どうせなら、もっとラノベ的に振っちゃっても良かったんじゃないかな。
    情報業界の事件についての短編集。
    業界に詳しくない人向けに専門用語の注釈も載っていますが、この注釈が面白くない。(^^;
    小説なんだから、もう少し読者を楽しませるような書きようもあったでしょうにねぇ。

  • ネットの世界の初めの頃の話題が何気に分かるのがうれしかったりする。

  • 草食系男子の翔。
    昼間はぼんやりした彼は、実は警視庁も頼りにする凄腕のハッカーだった。
    サイバー事案に絡む3編のストーリー。
    楽しめる一冊です、ぜひ続編を期待します。

  • さっくり読めるサイバーミステリ。
    仕事柄、こういうのは好き。
    ぼんやりしてて抜けてるのに、SEとしては有能って人を見てきているので、ある意味リアル。

    ラノベにしてはキャラがちょっと定まってないけど、シリーズもののようなので、次に期待。

  • ネット犯罪をテーマにした短編3話。
    2009年が舞台、扱っている題材はオーソドックスなもので、ネット犯罪としては初心者向けの内容。
    でも、ネット系は好きなので面白かった。
    続編もあるので読んでみようと思う。
    (電子書籍 honto)

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著者プロフィール

1974年東京生まれ、女性。1997年青山学院理工学部物理学科を首席で卒業後、某通信会社に入社。現在に至るまでERPシステム開発、グローバルネットワーク設計、CTI/CRMシステムの開発などを手がける。2002年2月、ProjectSEVENの連載をインターネット上でスタート。多くの読者の支持を得て、出版デビュー。その後「WEB探偵 昴」を出版。

「2007年 『Project SEVEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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